○森田委員 ありがとうございます。
山深い場所と都市部との間に位置する里地里山ということだと思いますけれども、確かに、私も維持をしていくというのは大賛成です。その上で、維持ができなくなってきたときの撤退の方法をどうやって準備しておくかということも、これは今すぐそれを全部やれという意味ではなくて、制度的なものですとか考え方を整理しておくということが、例えば環境省が持っているところですと、国立公園のことがあったりとか、あるいは今日農水の方にもおいでいただいておりますけれども、例えば林野庁が管理している国有林に一部を編入していくような形とか、細かいことを言えば、税法のことだったり登記のことだったりいろいろなことがあると思いますけれども、いずれにしても、私たちが人間のために活用してきた土地をどうやってそうじゃない形に戻していくかというのは、非常に長期的な課題としては大きなものがあるかなと思いますので、是非、大臣のリーダーシップを発揮していただきたいなというふうに御期待申し上げます。
それから、次に、熊の、先ほど篠原委員からも質問があったところですけれども、私、冒頭申し上げたとおり、森の視点から質問させていただくということで申し上げました。
それで、山に生息してきた動物たちが、先ほどのお話のように里地里山に下りてきたり、あるいは、もうちょっと住宅が密集しているようなところにまで下りてきてしまって、ひどい場合には人身事故につながるようなことになっているというのは非常に不幸なことでして、私は、どちらかというと、対症療法的なところよりも、少し根本的なところをお尋ねをしてみたいなというふうに思いますけれども、その根本原因の一つとして言われているのが、山が、森が痩せてしまっているというような指摘があるというふうに思っております。
そもそも、日本の国土の三分の二が森林であり、そのうちの四割以上が杉、ヒノキの人工林だというふうに言われております。例えば、熊が何を食べるのかなというふうに考えてみます。人間が森に入って食べるものもそんなに変わらないと思うんですが、これから春になれば、フキが出てきたりとか、若い芽、葉っぱが出てきて食べたり、あるいは、夏になれば、いろいろな虫を食べたりとか、秋になれば、これがドングリだとかいろいろな木の実だとか、こういうところになってくるんだろうと思いますけれども、いずれにしても、杉、ヒノキの、植生的には偏った森になってしまうと、熊だとかほかの動物たちが食べるものがどうしてもないという状況になっている、こういうことがあろうかなと思います。
私、埼玉で県会議員をやらせていただいたときから、自分の名前が森田というのもありますので、森田の森づくりというふうに勝手にこれは私がタイトルをつけまして、シリーズ的に議会の一般質問とかでもやっていたんですけれども、そのときに、宮脇昭先生、もうお亡くなりになったんですが、横浜国立大学の名誉教授をされていた先生が宮脇方式という植樹の方式を紹介されて、そこでその先生が何をやっていたかというと、その村、その地域に行くと、いわゆる鎮守の森に行くんだと。鎮守の森には比較的その地域の、どんなに都市化された地域であっても、比較的そこの植生に近いものが植わっているということをおっしゃっていました。
大体、日本の国土全体を見通してみると、主となる木の種類というのが、シイ、タブ、カシ、こういった常緑の高木というのが大体メインの樹種になってくる、木の種類になってくる。そこにいろいろと、低木であったり、中木であったり、あるいは実をつけたりする木があったりとか、いろいろそういうものが交ざって一つの全体の植生をつくっているんだよ、こういうお話です。
確かに、私も自宅の周りに、建てるときに、二千本から三千本ぐらいの苗木を、そんなに大きな土地じゃないんですよ、ただ、苗木というのは、こんな小さい苗木をたくさん植えたので、いろいろな、しかも年数が経るごとに枯れていく木もたくさんありますから、今ではもう十メートルとか、高木ですと一年に一メートルぐらい伸びますので、そういう森になっているんです。
確かに、見ていると、シイとかカシなんかも随分ドングリをつけて、いろいろな樹種、木の種類を交ぜてあるんですけれども、一年中、葉が落ちるんですよね。葉が落ちるというと、秋に落葉する木を想像しますけれども、常緑樹なんかは結構夏に葉を落とす木なんかもあったりして、そうすると、そこに落ちた葉っぱがやはり土地を豊かにするということもあり、そこにまた虫がやってきたり、鳥がやってきたりとか、こういうふうになってくるということで、人工的に造る森なんだけれども、比較的自然に近い環境を実現していく、こういうことを宮脇方式ということで勉強させてもらったんです。
いずれにしても、そういう自然に近い形の植生ができると、いきなり熊が村にやってきて人を襲うなんということがない森が増えてくれば、そういう中で暮らせるという状況もあるんじゃないかなと思いまして、バッファーゾーンじゃないですけれども、山深いところと人が住んでいる場所の間に、そういったきちんとした自然の植生に近い森を用意するということも必要なんじゃないかなと思いますけれども、是非、この辺りについても御意見を伺えればなと思っております。
森田俊和 の他の発言
2025-11-19 · 衆議院内閣委員会
○森田委員 先ほどの、時効を迎えた件数が直近で三件というようなお話もございました。もしかすると、これを延ばすことによって、例えば十年で時効を迎えるというものが二十年になれば、その間…
2025-11-19 · 衆議院内閣委員会
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2025-11-19 · 衆議院内閣委員会
○森田委員 ありがとうございます。
先ほども、検挙率、直近の数字でいきますと九七・三%ということで、非常に検挙率は高い数字でございます。時効を迎えた死亡ひき逃げ、これも三件。三…
2025-11-19 · 衆議院内閣委員会
○森田委員 現状においてはそういうことだということで理解いたしますけれども、例えば、二〇二三年、この一個前の、二年前のドングリが不作のときにやはり犠牲者も大変出たんですけれども、ま…
2025-11-19 · 衆議院内閣委員会
○森田委員 非常に高い検挙率だということだと思います。
いろいろと捜査に当たっていらっしゃる警察官の皆様方の、本当に、日夜問わず、あるいは、いろいろな情報だとか、今、新しい技術…
2025-11-19 · 衆議院内閣委員会
○森田委員 今、土木工事等で輸送を行っていただいている、また情報収集等を行っていただいている、こういう位置づけで出ていただいているということでございます。
そもそも、今回の熊の…
2025-11-19 · 衆議院内閣委員会
○森田委員 ありがとうございます。
もう一つ、ちょっとこれは時間の経過を踏まえて考えたいと思いまして、この直近一年間で時効を迎えた死亡ひき逃げの件数、これを教えていただきたいと…
2025-11-19 · 衆議院内閣委員会
○森田委員 立憲民主党の森田でございます。
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