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市村浩一郎 ·日本維新の会・教育無償化を実現する会

衆議院経済産業委員会(2024-04-24)での発言

第213回国会 ·第第12号号 ·2,956字
○市村委員 済みません、平成三十年も改正があったということで、浪人中でしたので存じ上げず、失礼しました。  それで、何回かの改正を経て、今回また改正をする、とにかく産業競争力を強化しようということでありまして、しかも、これは民間だけに委ねるものではなくて、官民が協調しようということだというふうに思っています。私は、大変重要なことだと思っていますし、これはどんどん進めていかなければならないと思っています。  昨日、東大の大橋先生も、参考人質疑に来られたときに、これをやるに当たっては、やはり単年度主義とか、ある意味での透明性、また公平性から脱却していかなくちゃいけないよねということをおっしゃっておられました。また、失敗を恐れない、いわゆる行政の無謬性から政策立案を解放するということも大切で、間違っちゃいけない、絶対失敗しちゃいけないということになると、もうこれはがちがちになってしまいます。やはり、ある程度チャレンジをする、挑戦をするということが大切だということでありまして、また、そういう方向で、この強化法をしっかりと実効性のあるものとしていかなくちゃいけないということだと思います。  そこで、今回、また改めて改正ということで、幾つかの具体的な方向性が示されていると思いますが、その一つとしましては、NEDOの活用ということがあると思います。  それで、NEDOさんなんですが、私、九年浪人していまして、二〇二一年にまた四期目の当選をさせていただいたんですが、その間、この九年の間にいろいろやらせていただきました。その一つに、何をやっていたかといいますと、九州大学発のベンチャー企業の社長もさせていただいたんですね。よくここで洋上エネルギーファームのことをお話しさせていただいていますが、レンズ風車を開発する、その上に載っける、輪っかをつけた風力発電システムを国産で開発しようという志を持った会社が九州大学発でありまして、そのベンチャー企業、最近はスタートアップでありますが、そのいわゆるスタートアップ企業の社長をさせていただいておりました。そのときにやはり、NEDOさんにお世話になったというか、NEDOさんにいろいろ資金を得ながらやっておったというところもあります。  そのときに、ちょっと私、私が直接的にNEDOさんとの交渉に関わったわけじゃないんですけれども、はたで見ていたことから考えて、NEDOがせっかく今回、グリーンイノベーション基金も今二兆円ほど積んであります。これからまた特例公債を発行して、恐らくNEDOにまた更に基金が積み増されると私は思っておりますが、そのせっかくのお金をやはり生かさないかぬと思うわけです。  今回は、NEDOさん、市場化まで持っていこう、工場建設まで伴走支援をしていこうという流れも持っておられます。ただ、それはとてもいい方向だと思いますが、私が見ていて、NEDOの支援というのは、例えば、いわゆる審査の在り方といいますか、それから採択の方法も含めて、もっと改めた方がいいかなと。  そのときに、さっきも話を出させていただきました大橋先生、先日の東大副学長の大橋先生が、外部有識者による委員会形式の評価は穏当になりがちで、ここで求められる、ここでというのは、つまりこの産業競争力強化法の改正案で求められる、とがった産業政策の評価にどこまでふさわしいか検討が必要である、こうおっしゃっていまして、私、我が意を得たりだな、こう思いました。  やはり、外部有識者の皆様の御審査というのも、それは一つ、正当性を持たせるために必要かもしれませんが、特にスタートアップとかいうときに、それを皆さんは分かっておられるのかなと。それは、皆さんそれぞれの技術的な見識とかはお持ちであるし、それなりに、産業政策等、今までの個別の産業とのおつき合いの中での、いろいろなそういう政策は知っていらっしゃるかもしれませんが、やはり、新しいもの、ゼロから一をつくり上げていくといいますか、そういうことについて、本当に有識者なのかなと思うところも、これはあったりとかします。  そこで採択をされたとして、今度は、採択をされた場合は、これはNEDOの資金とか、環境省も同じだと聞いているんですが、いわゆる後払いなんですね。後払いなんです。つまり、一年間の事業をやった場合は、一年間終わったら、その所定の、約束したお金が入ってくるということで、ある程度の企業であればキャッシュフローはあるでしょうけれども、スタートアップ企業はキャッシュフローがないんですね。  キャッシュがないということは、どうするかというと、お金を借りてこなくちゃいけないんですね。どこかから当座の間、一年後には入ってくるでしょう、ちゃんとやればお金が入ってくる、一年後には入ってくるけれども、キャッシュフローがないということがありまして、私も、ボランティア社長でしたけれども、銀行からお金を借りるとなった場合は、済みません、社長、実印をついてほしいというわけですね。  これはなかなか、私も、人生で借金をするという気持ちは全くないので、嫌だなと思いましたけれども、しかし、これは皆さん一生懸命取り組んでおられるし、仕方ありません。私も、皆さんを信じて、国を信じて、ちゃんとやればお金は入ってくるから返ってくるんだろうということで実印はつかせていただきましたが、しかし、できるだけそんな苦労をしなくても、もうちょっと柔軟にお金を出せないものだろうか、しかも、後払いじゃなくて前払いにできないかと。  かつ、スタートアップで、特に大学発のベンチャー企業ですから、職員の皆さんもいろいろな事業をやっているわけですね。NEDOの事業だけじゃないわけです。そうすると、やはり、NEDO事業に一体その日の何時から何時まで携わりましたかという日誌をつけていかなくちゃいけないんですね。これがなかなか大変なんです、日誌をつけるというのも。何時から何時までNEDO事業に関わりましたということで。  確かに、税金、今後は国債とかでしょうから、公的なお金ですから、そんなにいいかげんには使っちゃいけないというのは当たり前なんですけれども、非常に煩雑なペーパーワークをしないと駄目だということにこれはなるわけでありまして、ただでさえスタートアップで人が少なくて製品開発に集中したいのに、結局、ペーパーワークに時間が取られるということでいく。それで、だんだんだんだん皆さんやる気がなくなってくるというところも、それでも鼓舞して、やはり頑張らないかぬ、せっかくお金を得たし、やらないかぬということで頑張るんですけれども、何となく楽しくないんですね。楽しくなくなるということになります。  だから、そういうところも含めて、審査の在り方とか採択の在り方、あと後払いのいわゆる支出方法とか、やはりもっとスタートアップの目線に立った在り方があるんじゃないかと思うんですね。しかも、それはスタートアップだけじゃなくてNEDO事業全体にも言えることじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。大臣からちょっといただければと思います。

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