○合瀬参考人 委員の御質問にお答えいたします。
我が国の食料自給率が三七%、八%という大変低い状況であることは、皆さん御存じであると思います。一般的には、日本の食料需要の変化、つまり米を中心とした食生活からパンなどの洋食に移ったことが、特に肉の消費が増えたことが食料自給率を引き下げたというふうに説明されております。
今後の食料自給率のことを考えますと、先ほど私が言いましたように、輸入と備蓄、それから国内の生産ということを考えますと、これだけやはり海外で食料供給が不安定化していることを考えますと、国内の生産基盤を今後より強くすることが極めて重要だというふうに考えております。そういう状況の中で、今後、農業を担う基幹的農業従事者が、特に五十歳代以下の人たちが二十五万人しかいないという状況をどういうふうに考えるかということは、大変大きな問題だと思っております。
一方で、どんどん人が、農業人口が減っていくわけですから、一戸当たりの面積は大きくなっていきます。その中で、いかに生産性を高めて農業の食料安定供給を目指していくかということは、極めてやはり重要なことだと思います。
日本の農業の生産性が低かった原因は様々なことが言われておりますが、やはり国内の市場だけを考えてたくさん増産しますと、結果的に価格が下がってしまう。つまり、国内の市場だけを考えたことが自給率を下げたというふうに説明する方々もいらっしゃいます。
そうであれば、やはり農家の体力をつけるために、様々な議論はありますけれども、やはり世界で需要が伸びていくということを視野に入れて、海外にも輸出していくような体力をつけた生産者を育成するということが極めて重要なことのように思います。
今の日本の農業生産性が極めて低いのは極めて残念でありますけれども、これをいかに上げていくかということを、様々な方法を駆使してこれから上げていくことが、我が国の食料安全保障を確保する一つの手段になるものというふうに私は確信しています。
以上です。ありがとうございました。
合瀬宏毅 の他の発言
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○合瀬参考人 御質問ありがとうございます。
先ほど言いましたように、日本の農業の最大の弱点は、生産性が低いことであります。その原因をいろいろ探ってみますと、やはり農地が、現在様…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○合瀬参考人 皆さん、おはようございます。一般社団法人アグリフューチャージャパン理事長をやっております合瀬と申します。
本日は、このような場で意見を述べさせていただく機会をいた…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○合瀬参考人 御質問ありがとうございます。
私は農業経営者を育成する学校をやっておりまして、その観点からお話を差し上げたいと思いますが、日本の農業構造、いずれにしても、これだけ…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○合瀬参考人 御質問にお答えいたします。
先ほど委員おっしゃったように、実は、農業をやりたい人がいっぱいいる一方で、地域では本当に担い手がいない、そういう状況が生まれております…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○合瀬参考人 御質問ありがとうございました。
検証部会で、やはり、この問題が出たときに大きな異論が出ました。それは、農業を主業としてやっていらっしゃる方から、せっかくこういうふ…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○合瀬参考人 御質問ありがとうございます。
地域政策については、先ほど何人かの方からありましたように、今、比較的若い人たちが半農半Xみたいな形で農村にどんどん入ってきております…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○合瀬参考人 御質問ありがとうございます。
私としては、食料自給率の指標は極めて重要だというふうに考えております。
それは、農業の現場の状況を消費者に説明する。つまり、一九…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○合瀬参考人 御質問ありがとうございます。
本当に、最も重要に取り組むべきは農地の集団化でありまして、そのために、様々な方が農業をやっていただくのは大変結構なんですが、そのこと…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=合瀬宏毅
MCP: search_diet_speeches(speaker="合瀬宏毅")