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国光あやの ·自由民主党・無所属の会

衆議院予算委員会(2024-02-05)での発言

第213回国会 ·第第3号号 ·2,064字
○国光委員 自民党の国光あやのでございます。  本日は、若輩にもかかわらず、御質問の機会をいただきまして、皆様本当にありがとうございます。  まず冒頭に、能登半島地震で被災されました皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  私からは、能登半島地震の被災者の皆様の生活に身近な課題、さらには、地元の茨城でもお伺いする身近な課題、そして、ここにいらっしゃる全ての方の御地元でも共通する課題について御質問をさせていただきたいと思います。  まず、総理、賃上げでございます。  賃上げは、総理の施政方針演説においても強い決意を述べられたとおり、最重要課題の一つでございます。昨年は、総理のリーダーシップで春闘でも三・五八%の賃上げを実現され、そしてさらに、今年はそれを継続的、持続的に更なる賃上げにつなげていかねばならないと思います。  賃上げが特に必要な分野にきめ細やかに対応することが必要です。その中の分野、特に、非常に対象者が多い分野の一つが、能登半島にもどこにもたくさんいらっしゃいます医療、介護、障害福祉の分野の方々です。  このフリップを御覧いただければと思います。何と、全雇用者の一四%。能登でもこれぐらいいらっしゃる。どこでも、都会では更に多い状況でございます。しかし、この数字のとおり、全産業平均よりその賃金は非常に低い状況であります。昨年の賃上げの率で見ましても、医療関係職種、特に、例えばリハビリテーション、理学療法士さんなどですね、そしてまた介護職員、看護補助者の賃上げ率は、三・五八にはとても届かない、半分以下の一%でございました。これはなぜかというと、それが基本的には公定価格で結ばれているものであるからであります。現下のコスト高で各事業者さんは非常に厳しい状況、その中でなかなか賃上げに結びつける経営体力がない。切実なお話をいただいておりました。  しかし、昨年末、総理の強いリーダーシップで、その原資となる報酬改定。たまたま六年に一度、診療報酬改定、介護報酬改定、障害福祉サービス等改定が六年に一度全てそろう、それが昨年末の改定でございました。この図のとおり、この十年間でも最大の改定率の上昇。総理のリーダーシップで、今日は武見厚労大臣、鈴木財務大臣もいらっしゃいます、厳しい財政状況の折に御英断いただいたことを深く感謝申し上げます。  一方で、総理、ここからが実は重要です。  この改定率、財源は、具体的には、例えば診療報酬ですと三千億円です。この医療費プラス三千億を、国民の皆さんに負担していただくこの財源を、最重要課題である賃上げにしっかり結びつけねばなりません。  これの仕組みは報酬改定で、今ちょうど厚労省で必死に各担当の役人の方々がやっていらっしゃる。ただ、私ごとですが、実は私は前職は厚生労働省職員でございまして、診療報酬、介護報酬を担当したことがございます。年が明けると、不思議なことに、総論の財源、改定率でせっかく確保した財源をどこに配分するのか、改定率の個別項目にどうつけるのかというチェックが非常に弱くなる。なので、せっかく賃上げのために確保した財源があったとしたらば、それが確実にきちんと行き渡っているのかということは、政治のリーダーシップできちんと丁寧に見る必要があります。  恐らく、委員の先生方は御地元でもたくさん声をいただいていると思います。ここは総理のリーダーシップで、確実な賃上げにつながる仕組み、そして、それが必ず賃上げにつながっているかということを確認する仕組みを是非お願いしたいと思います。  そして、もう一つです。  更なる賃上げを目指すためには、この厳しい財政状況の中の社会保険制度だけでは私自身は限界だと思います。  私自身も現場におります。私自身は元々医師で、今でも地元で診療しておりますが、社会保険制度の皆さんからの保険料や税で運営する、それだけで高い賃上げを確立することは本当にできるでしょうか。私は、もう難しい、新しい社会保障の時代を築いていかねばならないと思います。  そこで、御提案です。  例えば、今、介護の事業所などで増えておりますけれども、社会保険で、例えばデイサービス、通所介護の事業所はたくさんございます。能登にもあります。茨城にもあります。例えば、そこで通所介護のサービスをやっていらっしゃる、それとともに、空いたスペースなどで自費で保険外のサービスも両立して行う。一つの事業所でできます。それによって、中には、東京などでも増えておりますけれども、高い賃上げを更に実現するという事業所も出てまいりました。  総理、新しい社会保障の時代は、令和の時代に即した新しい社会保険制度や、それ以外の仕組みを考えなければならないときに来ていると私は思います。総理、更なる賃上げに向けて、確実な賃上げの仕組み、そして、更なる高みを目指した新しい提供体制の在り方、是非御意見をお伺いできればと思います。

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