○岩崎幸広君 この度、衆議院予算委員会公聴会にお招きをいただき、漁師たちが取り組む海業の現場の声をお伝えすることができる場を設けさせていただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。
それでは、自己紹介をさせていただきます。
今から約九年前、漁業者と遊漁船とが共存共栄していくにはどうしたらいいかということを課題に、平戸から北九州のエリアに存続する遊漁船二十六隻にお声かけをし、話合いの場を設け、設立されました。それ以来九年間、会長を仰せつかって、現在に至っているところでございます。ちなみに、私は、一本釣り歴四十八年になります岩崎幸広といいます。よろしくお願いいたします。
北部九州遊漁船連絡協議会の目的。
これからお伝えします内容といたしまして、私が務める北部遊漁船連絡協議会の課題でもあり、これから海業を担っていく後継者たちのなりわいに大きく影響することです。
当協議会は、対馬海域、壱岐海域、七里ケ曽根海域、五島海域、平戸海域、沖ノ島海域を操業とする遊漁船業者が各海域でのルール又はマナーを厳守することを協議、実行するために発足いたしました。これは、専門漁師と遊漁船側が各地域で共存共栄していくことを目的としております。
次に、専門釣り漁師の現状でございます。
一本釣りなど専門漁師は、不安定な自然環境の中、相場に影響される不安定な魚価や漁獲量、また燃油、資材等の高騰、それから二四年度物流問題、インボイス登録問題が山積しており、この経営環境は自助努力では耐え切れず、産業から手を引く者など、釣り専門漁師を取り巻く環境は非常に厳しい環境の下にあります。
そんな中、海を大切な地域資源と考え、海を育てる努力も行っています。また、当協議会会員も、漁協正組合員の一員として漁網の回収や港の環境保全事業などに積極的に参加し、漁業資源確保を行いながら、担い手づくりに努めているところであります。
次に、海業への取組、専門漁師の生きる道と題しまして、遊漁船と一本釣りの漁師の兼業の意味。
なぜこうなったかというと、自分は今まで漁師をやってきたんですけれども、釣りだけでは魚価の低迷、燃油の高騰などでどうしてもやっていけないということで、遊漁も少し力を入れるようになり、今では遊漁の方が出船率が高くなって、水揚げも上がっておるのが現状でございます。
全国に先駆けとして例を見ない当協議会組織の特徴は、漁師として漁業協同組合に参加している経営者が、経営を継続のためにプロの集団の遊漁船として誇りを持って経営しているものでございます。一本釣り漁師の生き残りを懸けた経営策でもあります。
専門漁師が兼業で行う遊漁船を海業と改名したいということでございます。
専門漁師の思い。
マグロが、意見が国でも取り上げられて、我々遊漁船側としては四十トンという枠決めをされているんですが、まき網はどうかということですよね。まき網は、枠が満杯になったら、捕った魚を海の中にレッコしているというのが現状です。我々漁師側が何ぼ釣ったって、一晩で巻き上げるまき網の漁の漁獲高は捕れないものです。だから、もう少し緩和を一本釣り側にしてほしいという要望でございます。
それから、私は、補助金で、リース事業を行って船を建造したわけですが、リース事業の目的といいますか、枠決めが、漁業で二分の一、それから遊漁で二分の一で操業してくださいということでお話をいただいておったわけですが、どうしても遊漁と漁業とでは、半々、フィフティー・フィフティーの水揚げは困難であり、もう少し緩和をしていただけないでしょうかという要望でございます。
遊漁船とは遊ぶ船と明記してありますが、捉え方を変えていただき、現地で消費者に直接魚を販売しているんだと理解していただければ何の問題もないんじゃないかと思っております。
約二十年ほど前、バブルがはじけ、魚価が低迷したときにかなり悩まされたことを思い出します。
電気機器類の進化、技術等により、まき網船が一網打尽に捕り尽くしていく、漁場が荒らされてしまい、我々一本釣りの漁獲量が減少と魚価の低迷、資材、燃油の高騰などで、やはり漁業としての仕事としてどうしても遊漁という職業の選択をせざるを得なかったのは事実でございます。これを、これから漁村を担っていく後継者のためにも理解していただきたいと思います。
最後に、我が早福漁港は平戸島の最西端の漁港でもありまして、秋から春にかけて港の港口が非常に厳しく、季節風である北西の風が強く、出入港の際、三角波などが押し寄せてきて危険を伴いますので、いま一度、水産庁の方から視察に来ていただき、再検討していただければありがたいなと考えております。御理解のほど、よろしくお願いいたします。
これで意見陳述を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
岩崎幸広 の他の発言
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○岩崎幸広君 ありがとうございます。
我々、私の港に例えて言うなら、約四十隻ほど漁師がおるんですが、全て一本釣り漁師なんですね。釣りだけで飯を食っていっているんですけれども、先…
2024-02-21 · 衆議院予算委員会
○岩崎幸広君 私はやはり、生きるか死ぬかじゃないけれども、食うか食わずか、我々漁民はもう本当に困っている現状であります。そういった方々の税金は無駄に使ってほしくないという声がたくさ…
2024-02-21 · 衆議院予算委員会
○岩崎幸広君 たくさん課題が山積していると思うんですけれども、まず、例えば私たちの港からしたら、やはり、どんな台風でも、季節風でも出入りが速やかに行われる港湾の整備が一つ。
そ…
2024-02-21 · 衆議院予算委員会
○岩崎幸広君 うちの組合は志々伎漁業協同組合というんですけれども、二十三名の職員がおるわけです。この人たちは、平戸から福岡まで魚の運搬を行っています。現場で小売、運搬とか箱詰めとか…
2024-02-21 · 衆議院予算委員会
○岩崎幸広君 私は、素人考えなんですけれども、とても残念に思っております。
将来を見据えたときに、やはり人口がどんどん来て、集まって、物すごい経済効果があるはずだったと思うんで…
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○岩崎幸広君 この燃油高騰はいつまで続くんでしょうか。本当にこれで悩まされております。
先ほどからおっしゃっていただいていますとおり、燃油の補助金等をずっと継続していただければ…
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○岩崎幸広君 私は、答弁がとても難し過ぎますので、控えさせていただきたいと思います。済みません。…
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○岩崎幸広君 一般に日本では遊漁船と呼ばれていますけれども、遊漁は遊ぶ漁と書くんですね、遊ぶ漁船と。それを海業、仕事として、一つの企業として認めてもらうことはできないでしょうかとい…
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