○大島九州男君 れいわ新選組、大島九州男でございます。
まず冒頭、大臣、いつも我々れいわの少数会派にも法案終わった後に御挨拶においでいただいておりまして、本当に心より感謝を申し上げます。余りお気遣いにならなくて結構ですからね。
それからまた、委員長、両筆頭には、合理的配慮をいただく委員会運営をこの国交でもしていただいていることに改めて感謝を申し上げたいと思います。
それでは、もういろんな質問が出てきて、細かいこともいろいろお聞きになられたと思うので、私は根本的なことをちょっとお伺いしたいと思います。
まず、先ほどからいろいろ話がありますけれども、例えば、建設Gメンがそれを確認して、じゃ、そういう不適切なものがなくなるのかとか、ホットラインに連絡をして、それでそれが是正されるのかというと、それは形だけ当然そういったものがありますよということで、じゃ、こういう対策を講じてみますといえば、ああ、そうかと。でも、現場はどうかと。この間、参考人の方の御意見も、現場でやっぱりやっていらっしゃる一番下の職人さんたちのレベルは何とおっしゃっているかというと、いやいやいや、そんなの連絡したらもう仕事は来ませんよともうはっきりおっしゃっている、もうこれ現実だと思うんですよ。
私自身も父がそういう中小の鉄工所をやっていました。結局、大手の新日鉄から仕事をもらうんですけど、結果どういうことかというと、見積りしますよね、見積りして持っていっても、予算がこれだけしかないからといったら、結果、指し値で受けるしかないんですよ。だから、私なんかは、見積りしてやっても意味がないんだから、それだったら最初から指し値してもらって、それでできるかどうかなんだと。また、細かい交渉になると、じゃ、もう材料の値段が高騰するようになったら材料支給だと、で、もううちは工賃だけでやりますというような、そういういろんなやり取りがあるんですよ。スクラップの値段が高いときなんかは、材料費もらって、そのスクラップ残でそのお金を浮かしたりとかね。だから、現場はいろんな知恵を使っていろんなことをやっているというのが現状だと思います。ということは、一律に何か制度を決めたからといって、それでできることはどこまであるのかというのが疑問であるということですね。
私は、そこで、じゃ、どうしたらいいのかと。今はもういろんなコンピューター、DXとかいうふうに言っているんだったら、少なくとも公共工事はですよ、国が出したり地方公共団体が出す工事というのは当然もう明らかになっているわけですから、そこに入札があって、契約が、金額が決まっていくわけですよね。そうすると、そういうものについては下請も全部登録させて、最終的な下請の受注金額、それから発注金額、全部足し合わせていったら、当然、そこの中に経費も抜かれてあったりとか、その材料費もあったり、いろんな工期の関係とか、全部今どきAIとかコンピューターで基本入力しておけば、そこに数字だけ入れるだけでも簡単に、これはちょっと何か余りにもおかしいよねというのは分かると思うんですよ。
だから、私が言いたいのは、そういう具体的なものをしっかり示してあげて、そして、本当に現場で働く職人の皆さんたちにその標準の賃金が支払われるかどうかというのは、それは一目瞭然になると思う。だから、そういうことをやったらどうですかという話をしたら、参考人の方は、見える化は余り良くないようなちょっとことをおっしゃったんですね。いや、それ聞いて、いやいや、それって何か大手の発注が、私がもし大手で発注する側だったら、やっぱりどれだけ抜いたとかいうのもばれちゃうし、ちょっとあんた取り過ぎじゃないとかいうふうに言われるから嫌だけど、一番下の、もう現場で働く人たちを束ねる会社はウエルカムだと思うんですよね。
いや、だから、ああ、参考人の方は、どの党から推薦されたかどうかというのは私は全然知らないで聞いていたんですけど、ああ、この人は何か大手の何か声かなというふうに感じたわけですよね。だから、大臣もいろんな現場の声とかを聞かれて、で、今回、副大臣、政務官も一緒に、多分国交省はそういうことも分かっていると思うんですよね。
ただ、一旦さっき答弁であったように、業界団体が自主的にこういうことをやっているから行政からは言えませんと。もうまさにこれ、はっきり言って、私どもの知っている業界団体も、規制が掛かる前に自分たちで自主規制作るんですよ。そして、こういうことをやっていますからお上はちょっとっていってね、で、まさにその手だなというふうに私は感じるわけですよ。
だから、そういう意味においては、この、まず公共工事においては、そういう見える化をすることが一番やっぱり現場で働く人たちにとっては有り難い制度で、また、この法改正もそういう運用をしてもらうと、仏作って魂入れずじゃなくて本当に血の通った法案になると思うんですけど、大臣、所見はどうでしょうか。
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