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竹詰仁 ·国民民主党・新緑風会

参議院内閣委員会(2024-05-14)での発言

第213回国会 ·第第13号号 ·1,881字
○竹詰仁君 続いて、まだこの法案の審議は始まっていないんですけれども、海洋再生エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案について、ちょっと先んじて質問をさせていただきたいと思います。  これ、審議はこれからされるんですけれども、この法案について、私、一言で言うと、反対するものじゃないというか、反対する理由もないというのが私の今の考えなんですけれども、ただ、いろいろ非常に気になることがあります。  それは、この我が国のEEZに洋上風力を大量に設置するというふうに想像しております。なぜならば、二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現に向けて洋上風力発電を大幅に増やしますと、二〇四〇年までに三千万キロワットから四千五百万キロワットの案件形成を目指すというふうに政府からいただいている資料の、その説明資料にも書いてあるんですね。  この三千万から四千五百万キロワットという、これ二〇四〇年なんですけど、これを皆様もどうイメージされるかということなんですが、例えば原子力でいきますと、最新の原子力ですと一基百三十万ぐらいあるんですけれども、必ずしもそればっかりじゃない。仮に百万だと、百万キロワットの原子力だとすると、それが三十基から四十五基分ということをこの風力でやろうとするということなんですね。  その風力、いろいろ進化もしているんですけれども、仮に一つの風力発電が一万五千キロワットの発電容量が、発電能力があるとすると、低い方の三千万キロで見積もっても二千基必要なんですよ。一万キロワットの発電設備の風力だとすると三千基必要なんですね。これが政府が示している四千五百万キロワットの案件目標だとすると、今度は三千基から三千七百五十基ぐらい洋上風力というか風力が必要だということが、しかも、それ二〇四〇年というふうにおっしゃっているんですよね。  だから、私も洋上風力自体は全然反対でもないし、そうだと思うんですけれども、この数字から想像するとどういうイメージなのかなということがちょっと私心配で、この洋上風力の場合は当然陸地から離れていきますので、そこから、電気って飛ばせませんから必ず海底ケーブルを敷設するということになります。その場合は海底ケーブルに、海が深ければ海の底までもケーブルがなきゃいけませんし、その海の底から今度陸地までもケーブルがないと電気はつなげないという、これはもう分かっているよと言われるかもしれませんが、それが三千基あるという。三千基のケーブルが、海の上から棒もずっと下まで入っていって、そこからまた陸地まで。海の底では一つのケーブルに集約できたとしても、一つ一つの海の底までに行くケーブルは、じゃ、三千もあると、三千本ですよということをこれどうやって私たちイメージしたらいいのかなということなんですよ。  その莫大なコストが必要になるということはもちろんそうなんですけれども、本当にこの広範囲の海底ケーブルを敷設する事業者がいないといけませんので、本当にこの事業者がいるのかなという、あるいはそういった人がいるのかなと。  今の土木業とか建設業、今、建設業も二〇二四問題で建設業の人が足りないと言われている、土木、建築の人が足りないと言われているこの時期に、本当にその海底ケーブルを敷設できる事業者あるいは人、そして電力関連産業の人がいるのかなという、もういろんなことを考えれば考えるほど非常に難しいなというふうに思うことが、イメージがどんどん膨らんできてしまうんです。  大臣は、今回このエネルギー自体は大臣の所管ではないかもしれませんが、この法案の提出者でございますので、今日は大臣にそれをお尋ねするんですが、この二千基あるいは三千基、あるいはそれ以上の洋上風力ができるということをイメージしたときに、船舶だとか漁業、あるいは防衛、あるいはその海洋への影響とかですね、あるいは島や魚の生態系への影響とか、あるいは景観が変わってしまいますので、本当に私、この日本の歴史自体が大きく変わっちゃうというか、文化観とか歴史観とか、その景色も、日本という景色ってどういう景色ですかということまで、全て大きな影響があるんじゃないかと、私はそういう想像をしてしまうんですけれども、今回のこの提案者である大臣として、この数千基の洋上風力がある姿を御想像されて問題ないと思われるのか、ちょっとその大臣の、まだ法案審議始まっていないんですけども、その大臣の所見をお聞かせいただきたいと思います。

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