○大島九州男君 古賀先生、今日はあえてお二人にお座りいただいていて、先生に横に座っていただいているのは、こういう議論をしっかりちょっと進めたいんですよ。
要は、何が言いたいかというと、理念はそうですと、そうしたら、いや、全世帯でみんなで支えていただこうという願いがあったとして、じゃ、高齢者の皆さんの現実を見たときに、当然、孫の面倒とかを結構見たりしていますよね。中には、当然、孫の学費なんかも余裕のある方は出してあげたりしているわけですよ。
私どもが与党だったときに、一千五百万までの教育信託、これを、自民党政権のときはできなかったんで是非これやってくださいと言われたときに、私がふと思ったのは、ああ、何か信託銀行に天下り先でも文科省はつくろうと思っているのかなと思ったけれど、でも、現実は、そうやってお孫さんの教育費出しているから、ああ、そういった枠組みがあって、節税ができたり、いろんな財産が孫に移るという一つの制度、これは現実的にいいよねというふうに私は思って、現実に沿っているから進めたという経緯があるんですよ。
でね、何が言いたいかというと、じゃ、後期高齢者の負担が増えます、それが、ここにあった何百円、三百五十円とか二百円とか、最初はそういう数字ですけど。でも、じゃ、お孫さんとかそういう人たちに対してあなたはいろんなことやってあげていますよねと。だから、何かそこに、例えばそういう教育費をちょっと出してあげていたりとかいろんなお手伝いをしていたら何かの恩恵があるような、そういったこともこの法案を作るときに、いや、議論はしたんですと。ただ、やっぱり制度的には、この制度では難しいけれど、後期高齢者にはこのような形で何か恩恵が被るようなことは厚労省でしっかり議論をしていますよとか、こういうやり方が内閣府がやるそういう僕は法案だと思うんですよ。
だから、ここではそうじゃないけれども、厚労省の中ではこういったことも踏まえて新制度を設立して議論をしてきましたということが広がると、ああ、なるほどって、やっぱりちゃんと全世代型でこういう法案ができたんだなというのが感じ取れるけれども、まあ、さっきの社会保障負担率の話なんか、まさにまやかしですよ。率、もう本当に分子と分母で全然変わってくるわけでしょう。
さっき、井上先生の質疑の中で明らかになっているけれど、実質、いろんな人が社会保障の負担率と言われても余り理解できないですよ。現実は、何か窓口負担が増えたとか、それで何か非常に負担が増えているけど、社会保障負担率は変わっていませんねとか、政府が何か言い訳に使うためだけのマジックじゃないですか。だから、こういうまやかしはよくないと思う。
これ、もう私自身は、介護保険制度ができるときに、国民の皆さん、保険といったらどういうイメージですかと言ったら、火災保険、自動車保険、まさに何かがあったときに補償が出てくる、あっ、なるほどと、そういうのも入っておかないと駄目だなというんで、みんな保険というのはもう体にそうやって染み付いているんですよ。
じゃ、介護保険って、何か医療費が足りなくなって、いや、これから何かみんな高齢者になったときに介護というのは不安でしょうと、だから介護保険というのを創設しますよといって保険料を徴収すると。でも、実際は制度なんですよ。だから、保険料じゃないですよ、税金ですよ。だけど、国民には介護保険と言って、でも、いざ運用されて、今どうなのか。それぞれ制度がどんどん変わって、今まで受けられていたものが受けられなくなっているんじゃないですか。これが制度でしょう。保険で、約定で、約束していることがころころ変わったら、そんな保険会社潰れますよ。だから政府に信頼がないんですよ。
だから、こういう制度をつくるときに、国民にうそを並べるような、まやかしをするような知恵を出しちゃ駄目なんですよ。だから、こんな本当に、社会保障負担率なんて新たに出して、その数字を言う必要はないんですよ。現実に、社会保障費をどんどん削減する、それは、みんなが健康になって医療費の負担が減るから、その保険料がこれだけ減りますから、で、その分、こっちで支援金の負担を出しても実質変わりませんよというんだったら、先にこっちやればいいじゃないかと。ちゃんとそういう確信があるんだったらここでお金取らなくていいでしょうという話ですよ、国民から言わせれば、それだけ自信があるんなら。そういうことを政治家が入って議論すれば、多分そういう議論やっているはずですよ。与党の先生たちがいても、そういう話になっているはずじゃないですか。
ところが、机上の理屈だけ、それこそ有識者と言われる、何か非常に雄弁な人がそういう数字だけ並べて、こう言えば国民が納得するし、こう言えばいろんな批判はかわせるし、こうやると、みんな分からないうちに導入して、二、三年たったら保険料倍になっているけど、まあぬるま湯につかっているような感じでやれば分かりませんよみたいな程度の議論でこういうことをやられたら困るわけですよ。
だから、そういう意味において、いろんな議論は政治家が主導しなければならないと。だから、私は、申し訳ないけど、政府参考人に意見余り聞かないで、質疑しないのは、あの人たちは自分たちで作っているから分かっているでしょう。でも、一番大事なのは、政務官や副大臣、大臣がやっぱり政治家として国民の声をちゃんと代弁する、そこに法案にその魂を込めるという一番大きな役割があるにもかかわらず、まあ古賀さんは全然違いますけど、もう、いつも答弁ばっか読む人いるじゃないですか。おい、それでいいのかと、国民はそういうふうに思っていると思いますよ。
だから、そういう意味において、もっと分かりやすく、シンプルに説明できるような法案じゃなきゃ国民には伝わりませんよ、我々が聞いていても分からないんだから。だから、そういう意味において、政治家の役割というのは大きいんですよと。
だから、大臣、私はレクのときに、いやいや、答弁書くなと、大臣には俺は感想しか聞かないからって、あなたたちは感想書けないでしょう。だから、大臣も、皆さんいろんな意見おっしゃっていましたけど、やっぱり大臣の言葉でしゃべってくださいよ。今日、前半に自分のお言葉でお話しになっていた、そういう話が一番分かりやすいんですよ。だから、変な紙読むから、何か意味の分からぬ、かみ合わない答弁になるわけで、もう十分頭の中に理解されているんでしょうから、そういう紙読まないで、国民の声を代弁する大臣として、しっかり、こういう法案はこの理念で、こういう趣旨でやったんだとはっきり言われれば我々も納得できますから。それを、官僚が書いた紙ばかり、後ろから、はい、何の何、何の何とか、二人羽織答弁じゃないですか。そんなんじゃ国民に伝わりませんよ。
私も余りそういうことは言いたくないけど、これだけの長い時間をですよ、ずっと政治家が議論する、そういう場なんだから、同じ答弁なんか聞きたくないですよ、みんな。私なんか一番最後だから、みんな早く終われと思っているんですから。いや、だから、私はあえていつも同じ質問しないようにという努力をしているんです、私なりの努力をね。(発言する者あり)いや、ありがとうございます、先輩。いや、だから、意見というよりは質疑をしなきゃいけないので、まあちょっと質疑はやりますが、そういう理念でもってやっているということでございます。
今回、特別会計を創設しますけど、この特別会計を創設した目的というのはどういうことですか。
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