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寺田静 ·各派に属しない議員

参議院農林水産委員会(2024-04-18)での発言

第213回国会 ·第第6号号 ·2,519字
○寺田静君 ありがとうございます。  やっぱり、この先ほど教えていただいた家計調査、これ総務省で行われたものでしたけれども、六十代以上のこの主食への年間支出額の割合ですけれども、二〇〇〇年には三六%あったものが二〇二〇年には一七%になっていると。菓子パンとか調理パンへの支出がこの六十代以上の支出でも増えているということも事前のレクでも教えていただいたところであります。  やっぱり、先ほど十八歳から四十九歳のというところでありましたけれども、手間が掛かる、お米を炊いて家で御飯を準備をするのは手間が掛かるということで、やっぱり高齢者も家で米を食べるということが減っているんではないかなと私自身も思っています。恐らく、うちの両親もそうですけれども、二人暮らしでお米を炊いても余ってしまうというようなこともあって、だんだん買ってきて食べればいいじゃないかという感じになってきているんだろうと思います。  ここに、手元の記事ですけれども、年間二十一億個売れるというものが、これは、議員会館の下にもありますけれども、大手のコンビニエンスストアチェーンのセブンイレブンで年間売れるおにぎりの数だそうです。  今、国民食の一つにもなっているこのセブンイレブン、コンビニエンスストアのおにぎりですけれども、初めて発売をされたのは五十年前で、当時は、売れるはずがないと、そんな家で作って食べるものをお店で買う人がいるわけがないということで、実際に当初は苦戦をしたということでした。ただ、差別化を図るということで、パッケージを開発をして、ぱりぱりののりを付けてその場で食べられるようにするとか開けやすいパッケージの工夫などで、その後爆発的に売れるようになったということでした。  このコンビニのおにぎりがもしなかったら、もしかしたら米の消費というものは確実にもっと減少していたのかなというようなことも思うんです。この抵抗感がだんだんパック御飯などにもなくなってきて、高齢者の世帯なども利用が増えているということも教えていただいております。  実は、我が家では一年ほど前から、無洗米専用ではありますけれども、二合炊きの自動計量IH炊飯器というのを使っています。パナソニックから出されているものですけれども、ちょっと縦長でコーヒーメーカーのような形をしているんですけれども、そこで、水のタンクに水を朝入れてきさえすれば、米びつと一体型になっていますので、携帯のアプリを使って時間と量をセットして炊飯をすることができます。で、六時というふうに指定をすれば、その時間にもう外出先からでも炊くことができると。仕事が何時に終わるか分からない、家で今日御飯を作る時間が分からないというときでも、取りあえず朝、タンクに水さえ入れておけば外からアプリで炊飯ができるということで、これができてから、少なくとも我が家ではお米の消費量が上がっています。こうしたところももっと後押しをして広めていくことで、この十八歳から四十九歳の層にアプローチができるんではないかなと私自身は思ったりします。  先ほど副大臣、アメリカでのお話もありましたけれども、すしとかおにぎりとか、これも売れているんだということで、ただ、やっぱり炊くことに関してすごくハードルが高いのかなというふうにも思うんです。  私も、以前でしたけれども、アメリカ人の方に恵方巻きの作り方を教えてほしいと言われて、じゃ、私は材料、ほかのものを持っていくので、お米だけ炊いておいてほしいと言ったら、前の住人が残しておいた炊飯器があるので、じゃ、お米だけはこっちで準備しておくみたいなことを言われて、遊びに行ったら、もう炊飯器のおひつの、おひつというか、炊飯器の中にもう事前に浸水をさせておいたよと言うんですけれども、三十分から一時間浸水をした方がおいしいというのを読んで浸水をしてくれたんですけれども、お水の量を量らないで、そのままただ水をじゃあっと入れておいて浸水をしてあったので、このまま炊いたらべちゃべちゃに、これをざっと捨ててから水を指定の量を入れればいいと彼女は思っていて、でも、そうではなくて、お水を量ってから入れて浸水させておかないといけないわけですよね。  こういったところも含めてすごくお米って手間が掛かるのかな、この百八十㏄の計量カップでとか、アメリカの計量カップとは全然量がまた違いますしとか、やっぱりこの炊く手間というところ、ここがハードルが高い、この輸出を広げていくときになかなかハードルになるのかなというところも、実は我が家にあるこの自動計量であればクリアができるのかなというふうに思ったりしています。今お話をしたアメリカ人の方のお宅、あるいはイタリア人の方のお宅でも、お子さんがやっぱり日本に来てからツナマヨのおにぎりが大好きになって、自分の国に帰ってからも作りたいけれども、やっぱり御飯を炊くのがなかなか難しいと。慣れている方であればお鍋でも炊けるんでしょうけれども、なかなかこういうところが、普及させる、輸出量を増やすに当たっても障害になるのかなというふうに思ったりしていて、そういうところも、この自動計量炊飯器って一考されるべきではないかなというふうに思っております。  私も、この自動計量炊飯器を買うとき、実はすごく抵抗がありました。お米はちゃんと自分でといで、もう冬でお水が冷たいときでも手でがしがしといで、三十分浸水させて炊かなければいけないのだと、この丁寧な暮らしへの強迫観念というか、そういうものもあって、多分、日本人のメンタリティーにはそういうところもあるんじゃないかなと思うんですね。こういうところも、ある意味ちょっと捨てて、そういうところを取り入れて、もっと、炊くのは手間が掛かる、準備に手間が掛かるという層にアプローチをしていくということも、このお米の消費量を増やすことに、助けになるのかなというふうに思っております。  済みません、こんなところで今日は終わりたいと思います。また引き続き議論させていただきたいと思います。ありがとうございました。

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