○石橋委員 自由民主党の石橋林太郎です。
本日は、質問の機会をいただきまして、委員長、また理事の先生方、委員の皆様、本当にありがとうございます。
私も、実は最初の質問で、先ほど維新の西田先生が御質問されましたけれども、ブルーリボン訴訟のことをお伺いしようというふうに思っておりました。私も、衆議院に来る前は広島で県議会議員をさせていただいておりまして、その折から、拉致問題にも関心を持ってといいますか、解決を望んで取り組んできた一人であります。
ただ、ブルーリボン訴訟につきましては、先ほど西田先生から概要の御説明がありましたので、最初の質問はちょっと飛ばさせていただきたいと思います。
そして、二問目なんですけれども、実は、私も先ほどの西田先生と全く同じ懸念を持っておりました。といいますのは、理由は別としても、結果として、法廷の場においてブルーリボンの着用が否定されたというふうに取られかねないということであります。それが外形的に見たときにどのようなメッセージを国民の皆さんに、また北朝鮮に対しても与えてしまうかということに対する懸念を持っていました。分かりやすく言いますと、要は、我が国の政府として、裁判所も国の一機関でありますので、我が国として、拉致問題の解決にしっかり取り組んでいないんじゃないかというようなメッセージが送られてしまうようなことを危惧しておりました。
この件も御質問しようと、そのことに対して政府の見解をお伺いしようと思いましたけれども、これも先ほど林官房長官から、個別のことなので具体のコメントは差し控えるけれども、林官房長官個人としては、当然、拉致問題の解決は目指していくものであるし、ブルーリボンをつけることの意味も変わるものではない、拉致問題の解決を願う私たちがつけているブルーリボンはその象徴的なものである、その意味合いは何ら変わるものではないというような趣旨の御答弁をいただいたと思っておりますので、大変恐縮ながら、この二問目も飛ばさせていただきたいというふうに思います。
そこで、次の質問に入ってまいりますけれども、拉致問題の啓発活動について、私は何点かお伺いをしたいというふうに思うところであります。
先ほど申し上げましたとおり、私は以前、広島県議会議員をしておりました。広島市内の安佐南区というところの選出だったんですけれども、御承知の方も多いと思いますけれども、横田めぐみさんが新潟にお引っ越しをされる前は、滋さんは日銀広島支店にお勤めだったということで、広島市に在住をしていらっしゃいました。
実は、そのときの小学校の同級生の方が、お名前は控えますけれども、いらっしゃいまして、今も広島で、広島の救う会の皆さんと一緒に拉致問題の解決に向けた取組を進めていらっしゃいます。
先般も、広島市内のある会場で、その方は女性なんですけれども、その方も出てこられて、来場者の方と一緒に映画を見たんですが、来場者の方々に、彼女は横田さんのことをヨコと呼んでいたそうなんですけれども、当時小学生だったヨコの元気な姿、山の上にある学校なんですけれども、そこの学校に上がる階段にある手すりに、元気な小学生の女の子らしく、その手すりにスカートを乗っけてみんなで滑り降りたりして、そういう楽しい思い出、元気なヨコの笑顔が今でも忘れられませんというようなお話をしてくださいました。
そうした広島から来ておるわけですけれども、ただ、実は、自分のことを振り返りますと、残念ながら、私自身が小学生、中学生、高校生の頃に余り拉致問題を意識したことはなかったなというふうに思うわけであります。政府が認定する以前の話でありますので、どれほど政府が、当時はまだそんなに政府の方で、また学校現場で子供たちに拉致問題を教えるということもなかなかなかったのかなと思うので、それ自体は致し方ないかと思うわけでありますが、今はもう状況が違うわけであります。
先ほど来、各先生方から御質問があったとおり、拉致問題というのは、当然許してはならない北朝鮮による国家犯罪でありますし、また総理も、また林担当大臣もおっしゃるとおり、その本質は国家主権の侵害でありまして、これは当然のことながら、子供たちにもしっかりと教えていかなければならないし、また、国家主権の侵害ということを思えば、本来、領土、領海、領空と同様に、力をもってでもその侵略を防ぎ、守るということもしなければならない。そうした事態が今私たちの目の前にあるんだということも、これもまたそれぐらいの重要なことだということを、将来の主権者である子供たちにも伝えていかなければならないのだというふうに思うわけであります。
その観点から、二点まずお伺いをいたしたいと思いますけれども、まず一点目は、肝腎の学校現場で子供たちに指導する先生たち、教員の方に対しての、教員の方の養成課程における拉致問題の取組について、一点お伺いをしたいと思います。
まず最初に、教員の養成課程での拉致問題の取組をお答えいただきまして、その後に、今度は、今の学校現場でどのように拉致問題を取り扱っているかということを順にお答えいただければと思います。
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