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福田徹 ·国民民主党・無所属クラブ

衆議院憲法審査会(2025-12-04)での発言

第219回国会 ·第第3号号 ·1,572字
○福田(徹)委員 国民民主党、福田徹です。  今日は、今後の憲法審査会の進め方について、成長するという視点で意見を述べさせていただきたいと思います。  私は、十八年前に医師になったばかりの頃は何にもできませんでした。一方で、テレビドラマでは私と同じぐらいの年齢の若い救急医がすごい手術をして命を救っている。私は早く一歩でも近づきたいと、毎日毎日練習練習練習。練習したいけがの患者さんが来ないので、目の前に患者さんがいると想定して、想像しながらまねごとをして練習しました。そうやって、今日よりあした、あしたよりあさって、一日一歩必ず何か成長できることを大切に十八年間過ごしてきたつもりです。  日本国憲法は、一九四七年、昭和二十二年五月三日に施行されています。今から七十八年前です。我が国が終戦後今日まで、戦争を起こさず、巻き込まれず、一人の戦死者も出していないことに憲法の存在というのは物すごく大きなものであったと考えています。  一方で、憲法は七十八年間、一文字も変わっていません。その間、日本は成長しました。日本国民も成長しました。世界も成長しました。そして、我が国を取り巻く外部環境が明らかに変化してきている。私は、これからも憲法で我が国が守ってもらえて、そして成長できるように、一緒に憲法も成長させたい、そう思っています。  私が最初に確かめたいことは、国民は憲法改正を望んでいるのか、そうではないのか、それを今の憲法審査会で判断したいと思っています。本会では、国民は望んでいる、国民は望んでいないという真逆の意見が出ていて合意が得られていないと思うんです。新聞社を始め民間の調査結果を目にすることがよくあります。ですので、まずこの点において事実、データ、調査の妥当性等を議論して合意を得るのはいかがでしょうか。  そして、私たち国民民主党はこれまでも起草委員会の設置を求めてまいりました。二〇二三年六月十九日には、国民民主党、日本維新の会、有志の会の三会派で憲法改正条文案を共同で公表しております。また、本年六月十二日には、憲法審査会の幹事会において、自民党、公明党、国民民主党、日本維新の会、有志の会の五会派で、国政選挙が困難となる事態における議員任期の延長等を盛り込んだ骨子案を配付したところです。  主要な論点は既に出そろっていると思います。これ以上論点整理の段階にとどまるのではなく、具体的な条文案を提示し、それに対する賛否や修正意見を交わすという生産的な段階へ進むべきだと考えています。そして、よりよい憲法を作ることができないかという議論に進みたいと思っております。  そして、本日も何名もの委員から御意見が出たように、具体的な条文案を出すことは、今よりも国民の関心を高める効果があると考えています。  私は友人や支援者に私が質疑する委員会の日程を伝えて見ていただいているのですが、この憲法審査会に関しては、何を話しているのか、何を目指しているのか分かりづらい、こういう意見を聞くことが少なくありません。一方で、具体的な条文案を知っていただくことで憲法に対する国民の意識が高まり、世論が醸成され、私たちの議論が今よりも国民に近いものになる、そう信じています。  憲法は憲法審査会だけで作るものではありません。国会だけで作るものでもありません。憲法は日本国民全員で作るもの、そう思っております。憲法審査会が今よりも国民に開かれたものになること、そして、我々の議論が国民にとって信託に値するものになること、そして、国民の皆様にも自分事として捉えて参加していただけること、これを願っています。そして、未来に向かって国と国民と憲法が共に成長できることを願い、発言とさせていただきます。  ありがとうございます。

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