○鈴木(義)委員 国民民主党の鈴木義弘です。
昨年の十一月だったと思いますが、赤澤大臣の所信に対して質問をしたなというふうに、また所信の質問かというふうに思うんですけれども。
地元を回ると、今回の経産委員会でも何人もの委員さんから質問があった石油関係の、物が足りないと。自動車の板金をやっているところに先週伺ったら、やはり、ラッカーがないとか、あとは硬化剤といって塗料を固める、そういったものも入ってこない。中には、エンジンオイルを交換したいんだけれども、それも品薄、こういう話です。
私の記憶が間違っていなければ、四年ぐらい前だったと思うんですけれども、アドブルーって聞いたことありますか。(赤澤国務大臣「トラックですね」と呼ぶ)トラックのNOx、PMを軽減するために、アドブルーという、これは中国から入ってくるんですけれども、あのときも大騒ぎして、ないないないと始まって、じゃ、水でも入れておけばと言えば、まあ、水を入れただけでも走れるのは走れるんですね。ただ、環境基準をクリアできているかどうかは別に。
ですから、そういうものが、ふだんの、平時という言い方が合っているかは分かりませんけれども、何か起きると、入ってこないと品薄になって、みんな抱きかかえる。去年の米と同じだと思うんですよね、今年は石油の関係という形で。
あとは、先般も、何とかしてくれというふうに言ってきたのは、塗装業の方ですね。塗料が入ってこない。今申し上げたようにシンナー、ラッカーも入ってこない。今は水溶性の塗料が多くなってきてはいるんですけれども、やはり、作業性だとか速乾性というんですかね、早く乾くのだったら、水溶性を使うよりは、有機溶剤を使って溶かしてやった方が作業性は早いという形であります。
建設業の方からは、今度は逆に、幾つかの職種がありますから、職種の中で材料が入ってこない、今言ったように、塗装の仕事、例えばクロス屋さんで内側の仕上げをする、クロスを張るのでも、やはり溶剤を使ったり何なりしますから。それが入ってこないと、全部現場を止める話になっていくわけですね。
だから、ガソリンだとか灯油とか軽油だけの話じゃなくて、石油に関連する仕事に従事している人は、本当にもう来週から仕事に入れないかもしれない。こういった委員会で質問すれば、いや、全国的にはもう足りているんだから、目詰まりはしているけれども、じゃ、目詰まりをどう解消するのかというところまで、答弁はないんですね。
だから、情報はどんどん集めます、業界団体を介して、大臣の名前で、目詰まりを起こさないようにどんどん物を出してくださいというふうな話になるんですけれども、そこのところをどう考えるかというのが一つ。
それともう一つ。私たち日本は、元々エネルギーも資源もない国だと言って、加工貿易で御飯を食べてきた国だったんでしょう。それで、第一次とか第二次のオイルショックの危機を経験して、昭和四十年代、五十年代にあったと思うんです。それ以降も、石油の中東依存度がどんどん高まって、八割というときもあれば九割もという話になるんですけれども。
結局、ロシアとウクライナの戦争とか、今回のイラン、イラク、米国の戦争という形になって、物が入ってこない、価格が高騰する。こうなると、じゃ、どうしましょうかという話になるんですけれども、じゃ、この間、五十年間、何も考えないで中東依存で八割、九割を、原油を調達して、安かったんだからいいでしょうということで入れてきたことをどう考えるかということですね。
赤澤大臣の時代だけで何とかなるということではないと思うんですけれども、じゃ、日本として約五十年間、なぜそれに対応するような施策というんですかね、方針を打ち出してこなかったのか、まずそれをお尋ねしたいと思います。
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