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豊田真由子 ·参政党

衆議院予算委員会(2026-03-12)での発言

第221回国会 ·第第10号号 ·2,764字
○豊田委員 参政党の豊田真由子でございます。  お疲れのところ、大変恐縮でございますが、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。  まず冒頭、恐縮でございますが、私、後半で時間をきちんといただける唯一の理事会の参加メンバーかと思いますので、私どもの質疑の前提として、今何が起こっていてこの混乱があったかということを、攻撃とかでは全くなく、テレビを見ている方、ラジオ、またネットニュースの方に御説明をする責務が私にはあるのではないかと思っております。私、テレビのコメンテーターをちょっとやっていた時期もございまして、全く売れっ子ではなかったんですけれども、難しいことを分かりやすく御説明するということをちょっとやってみたいと思いまして、数分いただけましたらと思います。  今回、非常にもめておりましたのは、ひとえに審議時間、質疑時間が短いということでございました。通常は、通常国会は一月後半に開かれますので、二月は衆議院、三月は参議院という形で充実した質疑が行われることになっております。しかし、今年は、解散がございました関係で、当初は通常よりも半分程度ではないかと言われていたんですけれども、審議時間が非常に短いと、今、六割、七割ぐらいまでということで何とかやらせていただいておるんですけれども。  これは何が問題かと申しますと、例えば今回であれば百二十二兆円という過去最大の予算でございます。これは全てが国民の皆様の生活、未来に直結をする、経済、社会保障、国防、今は中東情勢もございます、また農林水産業、いろいろな方に、全てに関わることがそんな短い審議時間で終えられてしまっていいのかというのが私どもの問題意識でございました。  これは決して、何かサボタージュをしているとか、ためにするけんかをしているとか、そういうことでは全くございませんで、私、けんかは苦手でございますので、とがらぬ野党を心がけております。そういう意味からも、なぜ質疑時間が十分確保されなかったかというところが、やはり非常に私どもとして困っているというところでございます。  ただ、一方で、四月一日にきちんと予算が成立しないと困るということも一部にはございます。しかし、私どもの国会はすばらしい仕組みを持っておりまして、暫定予算という制度がございます。必要な部分だけを切り離して先に成立させるということが可能になっておりますので、これによって、国民生活に悪影響を与えないで、熟議の国会、私どもは全ての国民の皆様の民意を反映する多様な政党であり、議員でありますので、そこでのきちんと議論を踏まえた両立できるシステムがあるので、是非それをお願いしたいと申し上げておったんですが、それがなかなかかなわないということでございました。  私は、以前、与党でお世話になっておりまして、今、野党に属しております。なので、与党の皆様方のお立場も、野党の皆様方のお気持ちもよく分かっておるつもりでございます。それで申しますと、私は、与党にも野党にも、ここにいらっしゃる先生方皆様、また国会の方は、皆さん、日本国のために、日本国民の幸せのためにと思って働いておられるはずであります。それがどうして今回こういう形で十分な熟議が国会で行われなかったのかということを、ただひたすらに残念に思うということであります。  冒頭、恐縮でございますが、なぜ一時間空白があったか、多分、国民の方は何だろうと疑問かと思いますので、大変僭越でございますが、御説明をさせていただきました。  では、質疑に入らせていただきたいと思います。  まず、震災の復興と心のケアについてお伺いをいたしたいと思います。  高市総理、昨日は福島の追悼復興祈念式に御参列になったと伺っております。総理始め、ここにいらっしゃる全ての皆様、同じ思いであると思いますが、かけがえのない命がたくさん失われ、いまだ行方不明の方、また避難を余儀なくされている方、たくさんいらっしゃいます。また、大切な方を亡くされた皆様のお悲しみを思い、改めまして、衷心より哀悼の誠をささげたいと思います。  私も当時、少し時間がたってからではございますが、厚労省から現地に派遣をされまして、本当に全てが押し流されてしまった状況を目の当たりにいたしまして、本当に言葉がございませんでした。そのことが政治の道に入るという、全くそれまで考えてもいなかったことを決意をした一つの大事なきっかけでもございました。  被災された方のお話を伺って、まあ各地でその後も災害が起こりました、いつも思うのですが、大切な方を失ったお悲しみ、あるいは未曽有の災害を経験した体験の恐怖、あるいは、もっとこうしておけばよかった、ああしてあげていればよかった、その心残りというのは、たとえどれだけ年月がたとうとも、決して消えることはなく、その方のその後の人生にずっと静かに続いていくものなのだというふうに私は感じております。  これに対して、被災者の方の心のケアという事業がございます。直近でも年間約一・六万人の方が御相談があると伺っておりまして、こうした事業を国として責任を持って続けていく必要があると思いますし、また、こうした行政の手が届いていない方についても、決して取り残さない、こちらからアウトリーチできちんと支えに行くといったことも引き続き必要ではないかなというふうに思っております。  私、お会いしたときにいつも申し上げるんですが、本当に自分がこんなことを言っても何の役にも立たないよなと思いつつなんですが、皆様方の大切な方はきっと天国で見守っていらっしゃって、大丈夫だよ、見ているよ、いつか会えるよとおっしゃっているのではないかなと思いますので、どうか皆様の苦しい日々に少しでも明るい光が注ぎますことを、ここにいらっしゃる皆様とともに改めてお祈りをしたいと思います。  被災地の課題というのは、申し上げるまでもないことですが、まだまだたくさんございます。私が二〇一五年に復興大臣政務官を務めておりましたときよりも大分進捗をいたしまして、数字で見ますれば、一〇〇%、インフラがもう完成しているということがございます。されど、私は思います。被災された方は、復興が一〇〇%完成した、震災から立ち直った、そんなことは決してないんだろうと思います。個々人の方のお悲しみ、また人口の減少や産業の空洞化、たくさんの根本的な困難な課題が残されたままです。  高市総理、被災された方々が、国は決して私たちを忘れることはないんだ、このつらい日々の中にも一筋の希望の光があるのだ、そう感じられるような総理の御決意を改めてお伺いをいたしたいと思います。

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