○下条委員 どうも、立憲民主党の下条みつでございます。
文部科学行政というのは、ともかく国の礎となる教育の下、それを教える先生方、そしてまた、それを受ける受け身の生徒さんたち、これをつかさどるすばらしい行政だと思っておりますので、今日はいろいろな提言を大臣にしていきたいと思いますが、是非前向きな御答弁をいただければというふうに思っています。
まず最初に、私も、大臣みたいに優秀で、運輸省へ行かなかったんですけれども、民間に行って人事部にいたんですよ。人事部、採用等々あったり、何千という生徒さんたちに会ったりしていて、やはり何がポイントかというと、自分がやりたかったのは何か、そういう気持ちを持ってやる人もいれば、仕方なくて、学校で勉強していなかったから仕方ないといって、こういう、仕方ないところに受験する人も会社の方にいる。
そこで、今、お子さんたちが、去年、これは第一生命さんが出した、なりたいものは何かというやつなんですね。ここから口火を切っていきたいと思います。限られた時間でございます。
まず、小学校の男子、一番最初、やりたいのは会社員、そこからだんだんユーチューバーとかサッカーとか何だかんだいって、エンジニアとか、それで、そこの中にはお医者さんも入っているんだけれども、十番目までに、男子の学校の生徒さんというのは、全く教師というのは出てこないんです、ほとんどいない。要するに、やりたいと思わないんですね。いろいろなものの情報が入ってきているのか、それが何か分かりませんが、ともかくやりたいと思っていないというのがこの数字で出てきている。
一方、女子の方は、やはりパティシエとか、何か会社員とか看護師さんとかユーチューバーとか。去年ですよ、これ。七番目にやっと教師というのが入ってくるんですね。
私は何を言いたいかというと、やはりやりたい職業であるかどうかということが、いい人材を確保できるかの、受け身である、受ける側の人たちのまずは根本に発想があると僕は思うんです。そこに男子はまず入っていないということが一つ目です。
それから次に、どこかの会社に入ったり、何かを仕事していきたいという人たちにとっては、初任給というのはやはりポイントなんですね。
それで、レクで事前にちょっとそちらをお知らせしてありますけれども、初年度の年収というものがどのぐらいなのかなというふうに見たときに、喫緊でいくとやはり、これはドルベースですけれども、日本でいうと大体二万八千ドルぐらいですね、初年度。フィンランドは三万七千ドルなんですね。GDPで日本も抜かれたドイツは七万ドルなんですよね、初年度で。
簡単に言えば、僕はやはり、やる気が出るか、また、そこのところに行きたいか。人材を確保するということは、まず、さっきいろいろな問題が出ていましたけれども、先生方がやる気があって入ってくるのか。使命感だけでやっていくのは、これは違うと思うんですね。
これはやはり、私がヨーロッパに住んでいたらドイツの学校の先生をやりたいですよ、七万ドル出るんですから。日本だと二万八千何がししか出ない。約倍以上ですよね。だから、そういうところでやはり、逆に言うと、いい人材が取られてしまう。
最近出た、昨日か何かの各企業の初任給のアップは、日経か何かに出ていますけれども、もうすごいんですよ、京都銀行なんて三万五千円アップして、全日空でも一万円アップ、JFEスチールは五万円アップしているんですね。それだけやはり人材を欲しいと。人材を欲しいというのは、最終的に、さっきからいろいろな課題が出ていますことをカバーする人が、優秀な人が入ってくるということにつながっていくと思うんです。
そこで、大臣に私が申し上げたいのは、政治家でいうと田中角栄先生というのは私は好きで、割と、これは立憲に言うと怒られちゃうんですけれども、字をもらったりして、非常に好きな政治家の一人ではあった、いろいろな問題はあったかもしれぬけれども。その方が、やはり小学校というのは、白紙の状態で生徒が出ていって親元を離れている、初めて全く他人の大人と会って話をするということで、白紙のキャンバスみたいなものだということで、七四年から人材確保法によって五年間で二五%給料を上げたんですね、小学校の先生の。
やはりこれ、大臣、英断をいただきたいんですよ。一つは、自分が例えば民間しか行けなかった場合等とまた行政に受かれなかった場合、そうすると、先生か何かというときに、やはり最初に、僕も人事部にいましたけれども、皆さんが、優秀な人はいいけれども、初任給がどうだ、初年度の年収がどうだというところが非常に重要になってくるんです。そこで、どんどんどんどん違うところにみんな行っちゃう、そういうことになるんですね。
そこで、大臣のこれに対するお気持ちをまずお聞きしたいというふうに思っていますが、何とかちょっとかけ合っていただいて、優秀な人材を採る、そのためにはやはりさっき言った部分が大事じゃないかと思うんですが、いかがでございますか。
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