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鈴木義弘 ·国民民主党・無所属クラブ

衆議院予算委員会第四分科会(2024-02-27)での発言

第213回国会 ·第第1号号 ·1,706字
○鈴木(義)分科員 何で日本の社会では日本語を習うのかと子供に尋ねられたときに、何て答えるかということですね。  例えば、昔聞いたんですけれども、日本人の御夫婦が子供を連れてアメリカに行って仕事をしているんです。それで、一世になる御両親は日本語を家の中でしゃべる、仕事ではイングリッシュを使うんでしょうけれども。子供は、学校に行けば、アメリカ社会ですからイングリッシュをしゃべるわけですね。自分の家に帰ってきたら、日本語をしゃべれと。あるとき、子供が聞いたんです。お父さん、何で家の中では日本語をしゃべらなくちゃいけないのということなんです。そこのところなんだと思うんですよね。  だから、いつの間にか、何をどうしていいのかよく分からなくなっちゃっているから、新しいものを取り入れてやっていけばいいんじゃないのと言うんですけれども、もう一回、やはり、日本人で日本語を習っているとか、日本語の意味はどういうことなのかというのは、昔は情操教育とかといったんですけれども、今はほとんど使われなくなってしまったんですね。でも、意外とそこに本当はヒントがあるのかなと思うんですね。心根の優しさというのがやはり日本人の特性なんだと思うんです。  では、三番目に移りたいと思います。  次に、私たちは暗黙のうちにいるのに、今の社会が知能によって序列化されていることを受け入れているんですけれども、一方で、社会的、経済的成功を収めるのには、IQや学歴だけでなく、コミュ力、コミュニケーション能力ですね、やり抜く力、人間力だとも思っている。その背景には、知能だけが全てではない、全てであってはならないという信念あるいは願望がある。こうして、成功に重要なのは知能よりも自己コントロール力だ、教育で知能を伸ばすことができないとしても、やる気、堅実性パーソナリティーを高めることができるなどの主張が登場すると述べているんです。これは学者の方です。  マイケル・ヤング氏がメリットを能力足す努力と定義したように、成功にとって努力などの性格特性が重要なのは間違いないだろう。だが、ここで無視されているのは、行動遺伝学の第一原則で述べられている、ヒトの行動特性は全て遺伝的である、これは二〇〇〇年に行動遺伝学者のエリック・タークハイマー氏が発表している原則で、知能だけでなく努力にも遺伝の影響があり、遺伝率という言い方をするらしいんですけれども、やる気が五七%、集中力が四四%で、努力できるかどうか、およそ半分は遺伝で決まるというふうにこの方は述べているんです。違う方のデータも同じような数字なんですね。  現在の学校教育の根幹に関わる問題だと私は思うんです。努力すれば身につくんだ、知識が得られるんだ。それを反復練習するか、ストーリーを組み立てて、ある程度思春期を越えてくると、反復練習だけではそれ以上の学力が伸びない、ストーリーを組み立てていって、それで学習をしていく、いろいろな方法論があるんですけれども。  そもそも、努力したから、できない、できづらい人も世の中にはいるんだということを考えて教育行政をやっていかなくちゃいけない時代に来たんだと思うんですね。その辺を、やはり脳科学がある程度分かってきたり、いろいろな学問で人間の行動パターンだとか遺伝子に関わるものというのが分かってきた中で、どうやって学校教育に落とし込んでいくか、制度をどう変えていくかというところに今差しかかってきているような気がするんです。  どんどんどんどん高度に、もう先端、先端、先端を行く人は、私も量子コンピューターの理屈がまだ分からないんです、大半の人は分からないと思う、でも、それを造るのが国の至上命題だということで一部の人たちがやるんです。でも、ほとんどの人は理屈も分からないで、量子コンピューター、まあ、いいものなんでしょうという、概念で、やる人がやって、じゃ、そこにたくさんお金をつけて、早く物にしましょうとやるんですけれども。それだけじゃないような気がするんですけれども、もしお考えがあったら。ちょっと難しい質問かもしれません。

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