○和田(義)分科員 ありがとうございます。衆議院議員の和田義明でございます。
本日は、齋藤大臣、そして経産省の皆様、質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。また、委員長、そして委員各位の皆様方にも厚く御礼を申し上げます。
本日は、半導体、とりわけ私の地元千歳市に誘致されましたラピダスについて質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
このラピダスプロジェクトでありますけれども、IBMと東京エレクトロンとの基本構想から、日米政府の合意、そして今まで存在しなかったラピダスという会社が設立されるまで、三年たたずして実現されました。自民党の甘利会長を筆頭とする半導体議連がこれを推進し、そして政府が決断を下した。本当に、ラピダスの名前のとおり、非常にスピーディーに進められたプロジェクトでありまして、特に、政府が国家プロジェクトとしてこれをやるんだという決断をされたことに心から敬意を表する次第でございます。
この半導体でございますけれども、言わずもがなではありますが、日本の産業優位性の要の戦略的物資でありますし、ここのところで勝てるかどうかというところが、ある意味、例えば中国との競争において勝てるか負けるかというところに直結するんだと思います。極めて重要なアイテムでありまして、絶対に負けられないという思いを共有させていただきますし、また、この国家プロジェクトが私の地元千歳に誘致されましたことに改めて御礼を申し上げます。
二〇二三年の九月にラピダスの千歳工場の着工が行われました。そして、二〇二五年には二ナノメーターの半導体の試作が開始をされ、二七年には量産が開始されるスケジュールと伺っております。工事も雪の中でも順調に進んでおり、ある意味、半導体業界の中でも、これほどスムーズに工事が進んでいることに大きな驚きと注目を集めているところでございます。
二〇二五年、ちょうど試作が始まる頃には第二工場の建設も開始される、そして、二ナノの次の世代の半導体の生産をもくろむといったことも伺っており、大きな期待が膨らんでいる次第でございます。
政府、そしてラピダス、官民合わせて五兆円規模の投資が計画されているということでありまして、まさに本当に大規模な、今まで見たことのないような国家プロジェクトであります。
そして、先ほど内閣府さんのお話もありました、内閣府の方からも、もちろん経産省さんからもそうなんですけれども、周辺のインフラ整備も含め、強力な御支援をいただいておりますこと、地元を代表しまして、心から御礼を申し上げます。
一方で、物づくりには先行投資が不可欠であります。初期投資の回収まで時間を要するのは当然でございます。加えまして、半導体産業というのは、研究開発費や設備投資など巨額の投資を続けなければならないという極めて高いハードル、ハードシップがございます。
今年の一月に、私も、IBMと東京エレクトロンが共同で研究開発をやっているアメリカ・ニューヨーク州のアルバニー、ニューヨーククリエイツというところに行ってまいりました。数千平米のクリーンルームの中に、一つの機械が数百億円というけたたましい工作機械、製造装置が並んでおり、そこで世界トップクラスのエンジニアが日々研さんを積んで研究を進めておりました。これだけのことに投資をしなければ、やはり半導体の世界で生き残っていけない、そして世界のトップランナーを走り続けることはできない。ある意味、この金額の規模、そしてこの産業のスケールに大きく驚愕をした次第でございます。
そういった中、最初の大臣への質疑でございますけれども、このラピダスの第一工場の完成というのは、決してこのラピダスプロジェクトの完結ではなく、むしろ、あくまでスタートだというふうに思っております。これから、第二工場、その先へと工場を造り、そしてどんどんレベルの高い半導体を作り続け、そして常に、何年たっても、五年たっても十年たってもこの産業優位性というものを最先端の半導体で守り続ける、そして未来を切り開き続ける、これがこの半導体ビジネスの要諦だというふうに思っております。
もちろん、自由経済の前提に基づいて、企業が独自でちゃんと採算を取っていかなければいけないというところはあるものの、八〇年代、九〇年代、日本が半導体産業を世界でリードしていながら敗れてしまったという苦い経験も踏まえて、やはり、国家としてこの半導体をやるんだ、特にこのラピダスプロジェクトを続けるんだという長期のコミットメントが必要だと思っております。齋藤大臣のこの長期コミットに対する意気込みをお聞かせいただければ幸いでございます。
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API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=和田義明
MCP: search_diet_speeches(speaker="和田義明")