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和田義明 ·自由民主党・無所属の会

衆議院予算委員会第七分科会(2024-02-27)での発言

第213回国会 ·第第1号号 ·1,856字
○和田(義)分科員 大変力強い御決意、誠にありがとうございました。まさに、先般、ビヨンド二ナノのところに対する支援も御決定いただいたというようなことでございますし、長期の視点を持ってというようなことで、力強いお言葉をいただきました。誠にありがとうございます。  続きまして、先般、私が出張してまいりましたニューヨーク州のアルバニーのときでございますけれども、アルバニーにおきまして、ニューヨーククリエイツの研究者の方々、またIBMの役員の方、ニューヨーク州政府の関係者の方々、また、近隣の工科系の大学、ニューヨーク州立大学ですとかレンセラー工科大学ですとか、そういった学校の幹部の方々と面談し、そして、どのように半導体のエコシステムをニューヨーク州が築いてきたのか、それぞれどのような役割を果たしてきたのかというところの調査をしてまいりました。  大変まず驚いたのは、ニューヨーク州のイニシアチブでございます。ニューヨーク州はこの半導体や再エネ等々に対する徹底投資というものを約二十五年ぐらい続けているということでございました。この間に何人もニューヨーク州の知事は替わって、その間、共和党、民主党の知事が生まれ、党派は違うわけでございますけれども、州政府として半導体等々をこのニューヨーク州でやるのであるという信念、そして決意というのは一度も揺るがなかったということは本当にすばらしいことだというふうに思っておりますし、ある意味、これは地域発展のために見習わなければならないことだというふうに痛感をいたしました。  そのニューヨーク州でございますけれども、何が大事かというふうなことを聞いたときに、忍耐が一番大事ですというふうに言われました。アメリカで根性論をいきなり言われるとは少々驚いたわけでございますけれども、忍耐とはどういうことかといいますと、約二十五年間、ニューヨーク州がこの取組をやってきた中で、約十五年間というのはなかなかその結果が見えなかった、ある意味、企業の誘致ですとか、住宅地の造成ですとか、人口の増ですとか、そういったものというのがなかなか結果が見えなかった、ある意味、花が開いてきたのはこの一番最近の十年間であるというようなことでございました。  現在、このニューヨーク州のプロジェクトが始まってから、約六万人の優秀なエンジニアの方々、そしてその御家族の方々がニューヨーク州に外から入ってきていただいて、そして、ある意味、非常に大きな経済効果を生んでいるというようなことでございました。  じゃ、地方自治体が頑張らなきゃいけないんですねというふうに思ったんですけれども、ニューヨーク州の年間の州政府予算というのは四十一兆円でございます。北海道の予算が大体四兆円を切るぐらいでありますので、桁が一個違うということで、やはりここは国の出番でなければ厳しいのかなというふうに思っております。  この半導体のエコシステムをつくるというところでございますけれども、ニューヨーク州の州政府の人に言われた忍耐というところ、やはり、先行投資をして、そこに来る企業が決まっていなくても工業団地を造る、そして住宅地をある意味造成をしておく、こういったことを準備しておくということが大事だと言われ、その理由はといいますと、特に工場のところは、工場を建設するのに約十八か月かかる、企業の経営者としては、十八か月プラス何か月企業のお金が寝てしまうのか、そこを見るというふうなことなんですね。この十八か月プラスの数字を、このプラスアルファの数字をできるだけ少なくするというのがやはり企業誘致の要でありますし、ラピダスを筆頭に、生産性を上げるというためには、近隣にちゃんとエコシステムがあって、物流コストをミニマイズする、人の移動をミニマイズする、そういったことをしなければ、やはりトータルの意味での日本の半導体産業、そしてラピダスプロジェクトの勝利というのはないというふうに思っております。  そこでお伺いをしたいのですが、このエコシステムづくり、とりわけインフラの整備において、なかなかやはり、来る当てのないところでもって工業団地を造ったり宅地造成をするというのは困難だとは思います。しかし、やはりこの国家プロジェクトを成功させるために、ここへの国からの投資というのは必要だというふうに思っております。このインフラ整備に対する意気込みについて、大臣の御決意、意気込みをお聞かせいただければと思います。

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