○伊東(信)委員 ありがとうございます。
SSRI、選択的セロトニン再取り込み阻害薬というのが、いわゆる抗うつ剤である。それを使って一部効果を出されている方もおられるのかもしれないですし、うつ病との関連性というのははっきりしていないので、ここでそれ以上の話はしないんですけれども。
いわゆる性ホルモンというのは、がんの治療にも使われるんですね、例えば前立腺がんであったりとか。今、男性ホルモンに関してお話ししましたけれども、女性ホルモンであれば、乳がんに使われる場合もあります。
こういった治療とは別に、いわゆるスポーツの中でこういった性ホルモンが使われることもあります。いわゆるドーピングというやつなんですね。ドーピングは何ゆえに禁止されているかというと、いわゆる筋肉増強をすると、それによってプレーのパフォーマンスが上がるから、プレーの公平性をという前に、そのプレーヤーの体を守るためにドーピングというのは禁止されています。
私、DCOといいまして、国内の全日本クラスの大会とか国際大会のドーピング・コントロール・オフィサーというのをやっておりました。
そのときに常々強調していたんですけれども、つまりは、性ホルモンも含めて、ホルモンというのは人間の体を調整するためにあるわけで、これは人間の体の中で調整しているわけで、当たり前のことですけれども、男性ホルモンをシャットアウトすると、じゃ、今度は女性化していくというわけですね。筋肉はむきむきなんですけれども、胸は女性の胸になってしまうということなんですけれども、男性ホルモンがカットされると、男性ホルモンが足らないぞとなるんですね、体の中で。そうすると、今度は男性ホルモンが増えていくんですよ。
つまり、男性ホルモンをカットするはずの薬が男性ホルモンを増やしてしまうことになってしまう。つまり、ネガティブフィードバックという機構なんですけれども、それゆえに、こういった性ホルモンも長くは効果がないということ。
あと、ホルモン療法の副作用として、やはり、ホルモンをカットすると、いわゆる更年期障害に似た症状が出るわけなんです。つまり、いら立ちとか、汗をかいたり眠らなくなったりとか、不安感がずっとつながるというところで、精神をコントロールするための薬物が逆に作用してしまう。
先ほど体を守ると言いましたけれども、ホルモンというのはいろいろなところに作用してくるので、血を固まりやすくするんですね。血を固まりやすくするということは、血栓症ができる。つまりは、有名なプレーヤーで、健康なのに急に心臓の不全で亡くなったりするというのは、こういったドーピングとの関連性が指摘されています。つまりは、若くして亡くなる方にこういったホルモンの過剰の摂取というのがあったからなんですね。
だから、つまり、こういった性ホルモンも、使うとなるとなかなかそう簡単ではなくて、専門的な医師が必要であるので、一部限定的なところも理解できるということです。
そういったところで、参考人の、嶋田参考人からの指摘にもあったんですけれども、いわゆる、じゃ、有効な方法として認知行動療法があるということです。
認知行動療法については、五月十四日の私の質疑で、中野大臣政務官、法務省の政務官から、刑事施設や保護観察所において認知行動療法に基づく性犯罪者処遇プログラムを実施している内容や、刑事司法手続を離れた者に対しても、地域社会においても継続的に支援を行っていくことも重要であるという話をしていただきました。
資料二を見ていただきたいんですけれども、資料二では大阪府の取組のことを書いてあるわけなんですけれども、再犯の防止という観点でお尋ねしたいんですけれども。
それに加えて、資料三も見ていただきたいんですけれども、これは、五月十六日、これも参考人質疑なんですけれども、日本大学の末冨参考人のやつですかね、これは。
加害者の方の治療ですとか社会復帰の支援では、この参考人が把握されているのは、最も継続的に大阪府が取り組んでいる、どのような自治体でも同じような丁寧な取組が必要とおっしゃっていただいているんですけれども。
政府が令和四年度に開発した地方公共団体が活用可能な性犯罪の再犯防止に向けた地域ガイドラインが各都道府県に提供されているということなんですけれども、このガイドラインの内容を政府から説明してください。
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