○参考人(山岸尚之君) 御質問ありがとうございました。
今の高村先生のお答えにも若干かぶってしまうんですけれども、日本政府が目指したのは、このパリ協定の下で二通りの道がありましたと。一つはJCMのように二国間で一生懸命制度をつくっていく道、もう一つは国連の下でまるっとつくったものの中でその仕組みを使うという道、この二つの道のうち前者の方がやりやすいと日本政府は判断をしたからです。
それは、その経験として、これも重なってしまいますけれども、京都議定書のときのクリーン開発メカニズムが日本政府にとっては若干使いにくかったという経験があるから、まあこちらの方がいいだろうということになりました。ただ、実際、これまでの流れを見てみますと、二十九か国とそれぞれ別々に協定を結ぶというやり方が本当に一番効率的であったのかというところは、ひょっとしたら難しいところもあったのかなというふうには考えております。
また、高い削減コストが背景にあったのだろうということも、恐らく、日本政府のお考えとしては恐らくあったと思います。それを、どうにかしてより安い削減コストで済む途上国の削減量というものを活用したいという思惑はあったというのは確かだと思います。ただ、今世界的に削減量が足りていない状況下で、その理由だけでJCMを今後も国際社会の理解を得ながら進められるかどうかは難しい局面に差しかかっているかなというふうに考えてございます。
以上でございます。
山岸尚之 の他の発言
2024-06-06 · 参議院環境委員会
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。加田議員、御質問ありがとうございます。
いわゆる強制的な方法ではない形での支援の在り方ということで、一つだけちょっと個人的にも関心…
2024-06-06 · 参議院環境委員会
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
WWFジャパン、世界自然保護基金ジャパンの自然保護室長をしております山岸と申します。
本日は、議員の皆様方のお忙しいスケジュ…
2024-06-06 · 参議院環境委員会
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
まさに議員がおっしゃってくださったとおり、この二つを同時達成していくということは日本にとっても極めて重要であると考えております。…
2024-06-06 · 参議院環境委員会
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
これは非常に難しい問題でして、私ども環境NGOとしても、一般の方々に対してどのように分かりやすく訴求するのが一番ベストなのかとい…
2024-06-06 · 参議院環境委員会
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
幾つかの分野について、やや駆け足になりますけれども、言及させていただければと思います。
まず、再エネに関しましては、先ほどの…
2024-06-06 · 参議院環境委員会
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
私も、主に企業分野における仕組みについて幾つか事例を御紹介して、お答え申し上げたいと思います。
若干手前みそにはなりますけれ…
2024-06-06 · 参議院環境委員会
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます、御質問につきまして。
確かに、LNGに関して過度に頼り過ぎることで価格変動のリスクを被るのではないかという点は、リスクとしては存在…
2024-06-06 · 参議院環境委員会
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
地熱発電に関しましては、日本でのポテンシャルは現状よりは少なくとももうちょっとあるはずだと考えております。ただし、地熱発電の適所…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=山岸尚之
MCP: search_diet_speeches(speaker="山岸尚之")