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近藤元博 ·愛知工業大学総合技術研究所教授

参議院経済産業委員会(2024-05-07)での発言

第213回国会 ·第第7号号 ·576字
○参考人(近藤元博君) 途中申し上げましたように、二〇五〇年に五億トンぐらいの水素需要があると世界では言っていますので、マスの効果として、全体の恐らくプライスは下がっていくと考えます。  ただし、先生おっしゃったように、水素を作ったところで地産地消で材料として使っていくというのは非常にいいと思うんですが、産業立地論からしますと、じゃ、全ての国内事業がその水素の生産拠点に移転するのかという議論になってしまいますので、これはやっぱり非常に、何というか、現実味がないかなと思います。  なので、やっぱり輸送というのは必ず必要になってまいりますし、今までも天然ガス火力発電所のLNGも全てが輸入してきた中で、国内ではそのエネルギー費が高い中でも国際競争力を保ってきた日本の企業がありますので、水素だけのコストもありますけれども、それがべらぼうに、今よりも十倍も二十倍も百倍も高くなれば別ですけれども、そうならなければ、今の国際的な競争力の中で、日本の経済というのはまだまだ企業としては生きているんじゃないかと考えております。  ですので、輸送問題というのは、日本にとってみれば致命的な問題であるかもしれませんが、これは日本の技術と、それから産業の側でうまく吸収することも考えながら活用の道を探らざるを得ないというのは、もう必要な課題だと考えています。

近藤元博 の他の発言

2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(近藤元博君) 近藤でございます。  二〇一七年の水素基本戦略は、私、企業にいたときに関わったことがありますけれども、当時は、大規模がいいか中小がいいかという議論ではなく…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(近藤元博君) おはようございます。御紹介いただきました愛知工業大学の近藤でございます。よろしくお願いします。  本日は、このような貴重な場をいただき、ありがとうございま…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(近藤元博君) 今御指摘のように、やっぱり先ほどの二〇一七年の基本戦略のときの成果としては、やっぱりいち早く燃料電池の技術をつくってきたというのがあります。  そのような…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(近藤元博君) 御質問ありがとうございます。  たまたま今日、愛知の事例を持ってまいりましたが、愛知は、多産業集積型プラス大規模利用型というのが二つ組み合わさった地域にな…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(近藤元博君) 御質問ありがとうございます。  まず、供給の大きな受入れですね、今までは石油を中心とした受入れ拠点がありましたが、水素、アンモニアとなってまいりますので、…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(近藤元博君) 審議会でもいろんな議論がありまして、十分な議論はできていると思います。唯一今後やっていかなきゃいけないと思うのは、先ほど言ったように、まずはいろんな個別の事…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(近藤元博君) 先ほども申しましたように、やっぱり日本は水素に、取決めを世界に先駆けてやってきました。そういう意味では、特許もたくさん持っていますし、技術などもたくさん持っ…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(近藤元博君) 大量という話になりますので、国内では作ることがなかなか難しいなと思います。そういう意味では、再生可能エネルギーを使ったグリーン水素を作れるような地域とやっぱ…

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