○藤巻健史君 いや、現在と同じとおっしゃいましたけど、六兆円毎月買っていって、十二か月、七十二兆円、満期が来るのが六十七・一兆円、最低限五兆円増えていくんですけれども、これは明らかに、私は、バランスシートは膨らんでいる、少なくとも金融緩和からの逆方向に政策を変更していない、一番重要なポイント、幹ですよ。これはまさに今後とも日銀は異次元緩和を継続していくということをコンファームした会合であるというふうに私は理解いたしました。
ちょっとほかに、本当にそれでその六兆円から減額できるかというと、本当に減額を始めたら、ランオフを始めちゃった場合にどんなことが起こるのか、大変なことが起こると思うんですよね。財政だってどうなるか分からないですよね、こんな異次元、国債減らしていったらね。それは今日はちょっと質問通告もしていませんので、これはいずれほかの機会にしたいと思います。
次の質問に入りますけど、二番、三番、ちょっと時間がないのでまとめて質問しちゃいますけれども、政策金利についてなんですけれども、アメリカの中央銀行、FRBはオーバーナイトフェッドファンドレートとは違う何か特別な政策金利ってないわけですよ。要するに、オーバーナイトフェッドファンドレートを政策金利と称してそれをターゲットに何かやっている。昔の日銀も無担保コールレート、オーバーナイトコールレートを政策目標としてそれをやっているということだったんですが、今までの日銀、何でしたっけ、補完当座預金制度適用レート、金利というのを、これ、五百十兆円の日銀当座のうちのたった二十八兆円にしかすぎないそのところにペナルティー金利をやって、これを政策金利とおっしゃっていた、主張されていたわけです。これ何じゃいなと思っていたわけですよね。
なぜかというと、政策金利というのは、それを動かすことによって市中金利を動かすのが政策金利であって、何考えても、その政策金利動かしてもちっとも何も動かないじゃないかということで、何でこれを政策金利というのかというのがちょっと非常に極めて不思議だったんですけれども。
政策金利というよりも、日銀の、じゃない、市場金利が重要なわけですよ。なぜかというと、貸出しローンとか住宅ローンとか、それもみんな市場金利に影響されるんで、市場金利をどう動かすか、動くかが一番重要なポイントだと思うわけです。
実は、この前の会合で、日銀のおっしゃる政策金利、すなわち補完当座預金制度適用金利はマイナス〇・一からプラス〇・一に変わりました、今回ね。要するに、政策金利は〇・二%、〇・二%上がったわけですよ。しかし、動かしたいターゲットである市中金利、前日ですね、決定会合の前の、政策決定会合の前の、市中金利で一番基になるオーバーナイト無担保コール、〇・〇〇三%ですよ。〇・一%じゃない、〇・〇〇三%。これが一番、住宅ローンとか融資とかを決定する一番重要なポイント、これが〇・〇〇三パー。既にもうマイナス金利なんて、その政策金利はマイナス何とかといっても、重要なターゲットである市中金利はほぼゼロだったわけですよ。
それをもって今度は、やっぱり今回の日銀、私はマイナス金利政策解除だけで終わるかと思ったら、プラス〇・一まで持っていった、プラス金利にまで踏み込んだわけですけれども、その結果、その無担保オーバーナイトコールレートが〇・〇〇三%から、昨日の平均レート見ましたら〇・〇七四%ですよ。たった〇・〇七七%しか上がっていないですよ、一番重要な市中の金利がね。そういう住宅ローンとか、ローンとか。これをもって利上げというふうに考えていらっしゃるか、それをお聞きしたいんです。私にとってみると、何も今回は金利上げなかった、それに等しいと思うんですよね。それを総裁は、利上げだ、利上げだというふうにマーケット騒いでいますけど、それを、総裁もこれを利上げと称するのか。
要するに、欧米とか、ECBとか、ヨーロッパ中央銀行とかいうのの利上げというのは、市中金利を、オーバーナイトコールレートとかフェッドファンドレートとかですね、〇・二五%とか〇・五%とか上げるのを利上げというんですよ。今回は〇・〇七七%しか上がっていない。これを利上げというのは、余りにも大騒ぎして何だこれはと、何も変わっていないじゃないのという話だろうと思うんですよね。
昨日の財政金融委員会で、総裁は、住宅ローンの変動金利、大幅に上昇するとは見ていないと回答されたそうですけど、当たり前ですよね。それは、市場金利が動いたのは、〇・〇〇七%しか動いていないんだから、当然住宅ローンも上がるわけないわけです。
もう一つ申し上げちゃうと、今日のやっぱり新聞で預金金利が二十倍になったって大騒ぎしているわけですよ。〇・〇〇一%が〇・〇二%になったということで、〇・〇一九%上がったと大騒ぎしているわけです。二十倍といえば大変ですけど、百万円で十円しか利息がもらえなかったのが二百円になったということで、これを大騒ぎしているわけですよね。〇・〇一九%上がった、市中金利はそれしか上がっていないわけですよ、預金金利は。政策金利を〇・二%上げて、それから無担保コールレートも〇・〇七七%上げて、預金金利は〇・〇一九%しか上がっていない。これ何にも変わっていないんですよね、世の中。
それをもって今回の決定会合、何かとんでもないこと、大きいことをやったというふうにおっしゃるのが、私にとってみれば実態何にも変わっていないんですけど、それをどういうふうに総裁が認識しているかということをお聞きしたいと思います。
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○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。
民間の金融機関も他の債権者と同じ民間企業なんですけれども、この法律では、金融機関等の持つ債権を主な対象とし…
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