参議院本会議(2024-06-21)での発言
第213回国会
·第第29号号
·1,347字
○国務大臣(加藤鮎子君) 山本博司議員の御質問にお答えいたします。
こども家庭庁のEBPMの実践状況についてお尋ねがありました。
こども家庭庁では、EBPMを推進していくに当たり、その方策の在り方について有識者に議論いただくため、昨年六月からEBPM研究会を開催しました。
本研究会における有識者からの御示唆も踏まえ、子供施策の企画立案、実施を担う職員がEBPMの実践に当たり適切な支援を受けられる仕組みとして伴走型相談支援を行う施策立案応援窓口や、専門的な助言や支援等を受けられるこども家庭庁EBPMアドバイザーの設置などの取組を行っているところです。
今後とも、EBPM研究会での議論も踏まえつつ、こども家庭庁の施策においてEBPMの浸透が図られるよう、取組を進めてまいります。
こども家庭庁における政策の評価・検証体制についてお尋ねがありました。
政府全体の子供政策については、先月三十一日に決定したこどもまんなか実行計画において、具体的に取り組む施策の進捗状況を把握するための指標を設定したところですが、これらの指標は各府省庁が行う政策評価における指標と整合性を図ったものとしております。
また、こども家庭庁においても、こども家庭庁政策評価基本計画を策定し、政策評価を行政事業レビューと一体として実施することとしており、各種施策の内容や効果については、行政事業レビューの取組において成果目標や成果指標を設定し、適切に点検してまいります。
入院中の子供への家族の付添いに係る負担軽減についてお尋ねがありました。
入院中の子供への家族の付添い、面会については、昨年度、こども家庭庁の調査研究事業において実態把握を行うとともに、その環境改善に向けて、付添いの睡眠環境、食事環境等の改善に関する事例等、実際に医療機関で行っている取組について新たに事例集を作成し、周知しました。
今後、厚生労働省と連携し、入院中の子供の家族の環境整備の取組等の充実が図られるよう、必要な対応を検討してまいります。
ヤングケアラーの実態把握についてお尋ねがありました。
ヤングケアラーへの支援を着実に届けるためには、地方自治体、とりわけ基礎自治体である市町村において、ヤングケアラーである子供、若者の実態を具体的に把握いただくことが重要と考えております。
今回の法制化により、ヤングケアラーを国、地方自治体の支援対象として明記し、実態調査の重要性等についても丁寧にお示ししたところであり、地方自治体における実態調査の着実な実施につなげてまいります。
ヤングケアラーへの今後の支援の取組についてお尋ねがありました。
今回の改正法の施行に際しては、現在、全市町村での整備を目指しているこども家庭センターにおいて、学校等と連携した実態把握からサポートプランの作成等による個々の家庭の状況に応じた外部支援の導入等、具体的な支援プロセス等を自治体にお示ししたところです。
市町村等の現場においてこうした具体的な支援プロセスの浸透を図り、ヤングケアラーに確実に支援が提供されるよう、運用に万全を期してまいります。(拍手)
〔国務大臣武見敬三君登壇、拍手〕