○参考人(藤井克徳君) 私は、全盲状態になった頃からですね、自分の中に障害者政策の水準を捉える物差しのようなものができ上がってきました。四つの尺度です。
一つは、障害を持たない人の暮らしぶりとの比較です。二つ目は、日本と経済的に同水準の国の障害者政策との比較です。そして三つ目は、過去との比較です。四つ目は、障害当事者の実態やニーズとどう適合しているか。この物差しは三十年前ほどつくったんですけれども、今でもさびついていないというふうに思っています。
そして、時代は下ります。二〇二二年、一昨年ですね、八月のことです。国連の障害者権利委員会において、日本の障害者権利条約の推進状況、実施状況、これが審査を受けました。この審査を受けて総括所見が公表されています。総括所見は大変膨大でありますので、ここでは象徴的なことを三つほど紹介しておきます。
一つは、日本の政策基調はパターナリストアプローチ、人権モデルと調和をしていない。パターナリスト、パターナリズムというのは父権主義と一般的には訳され、本人不在とも言われております。二つ目は、過度な分離政策。とりわけ、学校教育に厳しい批判が向けられました。また三つ目は、精神障害者の立ち遅れであります。
総括所見をいかに生かしていくのか、これは今後官民挙げて考えていくべきテーマかと思っています。
藤井克徳 の他の発言
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2025-02-19 · 参議院国民生活・経済及び地方に関する調査会
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○参考人(藤井克徳君) これもいろんな経験、教訓なんかがあるのは、やっぱり、やや、何というんですか、政策というよりは日常的に地域とやっぱりつながっているということで、そうすると、結…
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○参考人(藤井克徳君) 大事な指摘です。
私は、私も実は教員やっていたんです、障害児学校でね。やっぱりずっと思っていたことは二つあって、一つは、インクルーシブ教育のその本当の本…
2025-02-19 · 参議院国民生活・経済及び地方に関する調査会
○参考人(藤井克徳君) かなり根本的な問題で、十分にはお答えできないかも分かりませんが、私は、ちょっと今の質問から外れますけれども、自分が全盲になった頃からですかね、自分の心、心と…
2025-02-19 · 参議院国民生活・経済及び地方に関する調査会
○参考人(藤井克徳君) とっても大事な媒体で、私はもっともっとやはり政府広報というのは力を入れるべきであり、予算も付けるべきだと思っています。…
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MCP: search_diet_speeches(speaker="藤井克徳")