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小笠原一郎 ·前軍縮会議日本政府代表部特命全権大使

参議院外交・安全保障に関する調査会(2024-02-07)での発言

第213回国会 ·第第1号号 ·749字
○参考人(小笠原一郎君) 中国の立場に関する御質問でございますが、これ非常に独特のものがございまして、実はこの一元的な右から左に広がるスペクトラムの中できちんと位置付けること、必ずしもできないような立場であります。  中国は中国の独自のLAWSに関する提案をしていまして、実は中国自身、非常に高い自律性兵器の能力を持っていると言われています。したがって、この持っている者と持っていない国々との間の綱引きでは、どちらかというと持っている国の立場に立っておかしくないというふうに考えられるんですが、中国は元々途上国の代表ということで外交場裏では振る舞ってきているということもございまして、非常にプレゼンテーションはそういったところにも配慮をした形になっています。  中国の提案というのは非常に厳密に、その禁止すべきLAWS、彼らは受け入れられるものと受け入れられないものということで二分しようとしていますけれども、その受け入れられないLAWSを非常に厳しい六つの指標を作って、条件を付して限定しようと。その中には、致死性、殺人兵器でなければならない、それから自律性、ごめんなさい、エボルブですから、自分で考えてだんだん発展するような能力を含めた自律、高い自律能力を持っていなければいけない、それからさらに、無差別性、その攻撃するやり方が文民あるいは戦闘員の区別なく無差別にそもそも攻撃するような性格のもの、こういったものは受け入れられないことにしようという、非常に、禁止される、受け入れられないLAWSの範囲を厳しく限定することによってそれを禁止していこうと。法的に拘束力のある文書であってもそれは差し支えないと、かなりそこの部分については柔軟性を示していると、こういうのが中国の立場でございます。

小笠原一郎 の他の発言

2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) 御質問どうもありがとうございます。  今、岩本先生の方からの御質問は、LAWSとそれから地雷、それぞれについての国会の演じる役割というふうに理解いたしま…
2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) どうもありがとうございます。  ただいま御紹介にあずかりました小笠原一郎でございます。  このような機会を与えていただいて、大変光栄に存じます。  …
2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) ありがとうございます。  無人アセットとそれからLAWSとの関係でございますけれども、無人アセットの全てが自律性を、LAWSの議論で行われているような高…
2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) ありがとうございます。  私が先ほど申し上げました、これまでのCCWの下での政府専門家会議におけるLAWSに関する十年余りの議論、この蓄積の上に議論が積…
2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) ありがとうございます。  まさに今、そこの部分がこのLAWSの議論の中でも一番重要な部分の一つとなっておりまして、このLAWSの、先ほど申しましたけれど…
2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) ありがとうございます。  LAWSの定義に関しましては、一つ大きな考え方としまして、その自律性を備えた兵器の自律の程度、これが完全に自律型のものに関して…
2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) 日本の果たすべき役割ということでございますが、日本は、先ほど岩本参考人からも御紹介がございましたけれども、アメリカ等と一緒になりまして、今、条項案というも…
2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) 大変大きな枠組みでのお話をいただきましたので、簡単に私の歴史的な観点を踏まえて、今の御質問にお答えさせていただきたいと思いますが、私も四十年も外交官をやっ…

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