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小笠原一郎 ·前軍縮会議日本政府代表部特命全権大使

参議院外交・安全保障に関する調査会(2024-02-07)での発言

第213回国会 ·第第1号号 ·721字
○参考人(小笠原一郎君) どうもありがとうございます。  私、軍縮会議日本政府代表部大使として特に時間と精力を割いたのは、やはり核の問題でございます。  私が任期中に非常にこの核兵器をめぐる状況が大きく変わりました。悪い方向に変わってしまいました。それは、二〇二二年二月のロシアによるウクライナ侵攻です。  そのロシアによるウクライナ侵攻の際、ロシア側は核による恫喝というものと取られても不思議のないような言動を弄しております。これは、歴史上始まって以来初めて、核兵器国が非核兵器国に対して核兵器を恫喝の手段として自分の政治的な意思を押し付けようとしたということで、これは非常に大きい。今までは核兵器は抑止のための兵器だというふうに捉えられておりまして、その二〇二二年の一月には、プーチン大統領も含んだ五核兵器国の首脳が、レーガン・ゴルバチョフ宣言に盛り込まれていた、核戦争に勝者はなく、これ戦ってはならないということをうたって、その中で核兵器は抑止のためのものだと言っておりました。  それを、そういった大きな転換がある中で、私どもは一貫して核軍縮を進めておりまして、国連総会に対して核兵器廃絶決議案というものを出しております。この中で実践的、現実的な核軍縮の道のりを示しておりまして、特にこのウクライナの侵攻の後は、そのウクライナへの核による恫喝に対する国連総会としての深い懸念というものをその総会、我々が提案した総会決議によって表明することができたということ、これは、非常に状況が悪化する中で、日本が核軍縮それから核に対するしっかりした立場を国連の中で打ち出せたということで、一つの成果ではなかったかというふうに思っております。

小笠原一郎 の他の発言

2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
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○参考人(小笠原一郎君) ありがとうございます。  私が先ほど申し上げました、これまでのCCWの下での政府専門家会議におけるLAWSに関する十年余りの議論、この蓄積の上に議論が積…
2024-02-07 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(小笠原一郎君) ありがとうございます。  まさに今、そこの部分がこのLAWSの議論の中でも一番重要な部分の一つとなっておりまして、このLAWSの、先ほど申しましたけれど…
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○参考人(小笠原一郎君) ありがとうございます。  LAWSの定義に関しましては、一つ大きな考え方としまして、その自律性を備えた兵器の自律の程度、これが完全に自律型のものに関して…
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○参考人(小笠原一郎君) 中国の立場に関する御質問でございますが、これ非常に独特のものがございまして、実はこの一元的な右から左に広がるスペクトラムの中できちんと位置付けること、必ず…
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