衆議院経済産業委員会(2025-06-04)での発言
第217回国会
·第第18号号
·593字
○武藤国務大臣 丹野先生、お大事にしてください。(丹野委員「ありがとうございます」と呼ぶ)
今、日本の水素戦略についてのお尋ねをいただきました。
今般、七次のエネルギー基本計画ですけれども、二〇四〇年度に向けた取組として、水素導入量一千二百万トンという目標を記載しているところであります。また、二〇三〇年度の電源構成の方では、水素、アンモニアで一%を賄うとした想定について、今回明記はしておりませんけれども、変更は全くございません。政府としては、引き続き、この想定を踏まえながら、水素等の供給と利用の拡大に向けて着実に取組を進めてまいります。
その上で、世界的に、やはり、インフレに伴う開発費の増大ですとか政策の不透明感等によりまして投資が停滞するなど、かつて急激に盛り上がった投機的な動きというものは一服しつつあると認識をしているところです。
他方で、欧州を中心に、長期の政府支援は改善を重ねながら着々と継続しておりまして、投機的な動きでない水素関連プロジェクトは着実に進展していると承知をしているところです。
現在、欧州では数千億規模の支援により案件組成が進められているところで、我が国においては十五年間で三兆円規模の支援を実施していく予定であります。いち早く大規模サプライチェーンのユースケースをつくり、世界で着実に市場開拓を狙ってまいりたいと考えております。