○参考人(植田和男君) 消費者物価全体を見ますと上昇率は三%台半ばでございまして、特に最近では、先ほど来議論ありましたが、食料品価格の上昇が大きな影響を与えております。これらコストプッシュ要因による消費者物価の上昇の面がかなり大きくあるというふうに思っております。それが国民生活に強いマイナスの影響を与えていることは十分に認識してございます。
一方で、基調的な物価上昇率、つまり全体の消費者物価から一時的あるいはコストプッシュによる直接的な影響を除いた部分は少しずつ上昇してきておりますが、まだ二%を下回っていると見ております。私ども、これが二%に向けて高まっていくように、現時点では緩和的な金融環境を維持しております。
先行きですが、コストプッシュ要因による物価上昇は徐々に減衰していくというふうに見ております。一方で、基調的な物価上昇率については、ところどころ足踏みするところがあるかもしれませんが、二%に向けて徐々に高まっていくというふうに基本的には見ております。この見通しが正しく実現していくというふうになってきますとすればですが、私どもはそれに応じて金融緩和の度合いを調整していくことになるというふうに考えております。
ただし、今日ずっと議論がありましたように、各国の通商政策の今後、あるいはその影響をめぐる不確実性が極めて高い状況でありますので、見通しどおり経済、物価が推移していくかどうかについては予断を持たずに丁寧に点検し、政策判断していきたいと思っております。
植田和男 の他の発言
2026-04-09 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) 片山大臣のお答えとほぼ同じでございますが、財政政策のROEへの影響については様々な可能性があって、一概には評価は難しいと思います。
ただ、一般論として申…
2026-04-09 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) 財政支出に伴いまして、市場金利が上昇してクラウディングアウトが生じる可能性はあると思います。
ただ、現状では、短中期のゾーンを中心に実質金利ははっきりと…
2026-04-09 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) 我が国企業のROEでございますが、委員の御指摘のとおり、個別の企業間のばらつきは大きいんですが、全体として平均して見ますと、米欧の企業と比べて低い水準、低め…
2026-03-30 · 衆議院予算委員会
○植田参考人 お答えいたします。
私ども、金融政策は為替相場を直接コントロールすることを目的としたものではございません。しかし、当然のことながら、為替相場の動向は我が国の経済、…
2026-03-30 · 衆議院予算委員会
○植田参考人 為替相場の動向も含めて、現下の様々な金融経済情勢を動かしている要因が、持続的にインフレ率を二%に安定的に誘導するという私どもの目標に照らしてどういうインプリケーション…
2026-03-30 · 衆議院予算委員会
○植田参考人 長期金利は、先行きの経済、物価情勢あるいは金融政策、財政政策に対する市場の見方などを反映して変動するものでございます。先行き二%の物価安定の目標が達成される確度が高ま…
2026-03-26 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) ちょっと具体的なイメージが取りあえず湧きませんので具体的になかなかお答えしにくいですけれども、現在でも国債以外にETFをある程度の金額保有しております。で、…
2026-03-26 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) 現在大量の国債を日本銀行が保有しておりますのは、しばらく前までインフレ率を引き上げるために、目標に近づけるために大規模な金融緩和という政策を行っておりまして…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=植田和男
MCP: search_diet_speeches(speaker="植田和男")