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河津博史 ·日本弁護士連合会刑事調査室室長

参議院法務委員会(2025-05-08)での発言

第217回国会 ·第第7号号 ·505字
○参考人(河津博史君) 附則四十条につきましても、日本弁護士連合会の意見書での提案を採用していただいたものであり、積極的に評価をしております。先ほども申し上げましたが、実質的にこれを運用するのは裁判官ですので、裁判所がこの附則四十条が規定された趣旨を踏まえて厳格な令状審査を行うことが何よりも重要であると考えております。  一方で、プライバシーの保護という観点からは、事前規制だけでは十分ではないと考えられています。どれだけ事前規制を掛けようとしたとしても、無関係なプライバシー情報等々は混入し得る、さらには、令状の趣旨に反して、許可された範囲外の情報を取得してしまうということが起こり得るからです。  そういったことを防止するためには、事後規制として本人に不服申立ての機会が確実に保障されることが必要であり、かつ、不服申立てをした結果、違法な令状執行で明らかになったときはきちんと消去される仕組みが必要であると考えます。違法な執行をすれば消去されるという仕組みがあって初めて、成瀬参考人がおっしゃったように、捜査機関は慎重に関連性を吟味して疎明資料を用意し、令状請求をすることになるのではないでしょうか。

河津博史 の他の発言

2025-05-08 · 参議院法務委員会
○参考人(河津博史君) はい。  私も同様の問題意識を有しております。国際人権法上も、被留置者が裁判官の面前に連れていかれることは権利として保障されているべきですので、その意味で…
2025-05-08 · 参議院法務委員会
○参考人(河津博史君) 証拠の中で電磁的記録ということに限定してお話をさせていただきたいと思いますけれども、電磁的記録提供命令を使った場合を含めて、捜査機関が電磁的記録を収集する場…
2025-05-08 · 参議院法務委員会
○参考人(河津博史君) 報道機関へのリークという問題について、日本弁護士連合会の組織としての見解はございませんけれども、私自身は、事件を担当する中で、やはりこの情報のリークが行われ…
2025-05-08 · 参議院法務委員会
○参考人(河津博史君) 秘密保持命令に期間が定められたことにつきましては、先ほども申し上げましたが、日本弁護士連合会の意見書の内容を採用していただいたものですので積極的な評価をして…
2025-05-08 · 参議院法務委員会
○参考人(河津博史君) 日本弁護士連合会刑事調査室室長の河津でございます。  本日は、意見陳述の機会をいただき、感謝申し上げます。  当連合会は、刑事手続のデジタル化には賛成し…
2025-05-08 · 参議院法務委員会
○参考人(河津博史君) 電磁的記録提供命令を受けた者がその電磁的記録を提供することが不正アクセスに該当してしまう場合にその義務を履行する必要があるのか、あるいは履行することが許され…
2025-05-08 · 参議院法務委員会
○参考人(河津博史君) この電磁的記録提供命令によって犯罪事実とは関連しない国民のプライバシー情報が取得される、それによって人権侵害が生じるということについては重大な懸念を抱いてお…
2025-05-08 · 参議院法務委員会
○参考人(河津博史君) まず前提として、現在の令状審査がどの程度厳格に行われているのかということについての評価は先ほどの成瀬参考人の意見と私の認識では食い違いがございます。これは、…

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