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赤羽一嘉 ·中道改革連合・無所属

衆議院国土交通委員会(2026-03-10)での発言

第221回国会 ·第第2号号 ·2,563字
○赤羽委員 「いえかるて」というのはすごくいい方法なので、こういうこともどうしても大手ハウスメーカーしかついていけないみたいな話が多いので、是非、私は既存住宅の流通活性化というのは本当に大事だと、言うまでもないことです。  今、もう住宅のストック総数は世帯数より多いわけですから、新築というのは本当は増えようがなくて、やはり、百年住宅とか二百年住宅とかつて言っていたけれども、そうしたしっかりとした躯体のものを造りながら、スーパーリフォームで回していかざるを得ない、これだけ値段が高くなるとそれが現実的なので、やはりやるという前提で是非制度設計もしていただきたいというのを強く求めておきたいと思います。  次に、バリアフリーの社会づくり、共生社会の件について行きたいと思います。  これまで、私も障害者団体の皆さんからの声を聞きながら、新幹線の車椅子の席も世界最高水準ということで、今、新型のは十一号車に六席、フリースペースができて、障害者団体の皆さんからも大変喜ばれていて、生まれて初めて窓際の席に座ることができた、新幹線の窓際から外を見る日本の風景というのは本当に美しいみたいな、本当にありがたい話をいただいたりとか。  やはり、私、このバリアフリーのことはもう二十数年やっていますけれども、福祉政策だと思ってやると前に進まないんですね。福祉政策でやっているんだから、少々使い勝手が悪くてもちょっと我慢せいみたいな、そういう心根だと本当にバリアフリー政策は進まない。  私は、バリアフリーというのは国家の品格だというふうに思って大臣時代に仕事をしてまいりました。やはり恥ずかしい。当時、東京オリパラがあるときだったので、世界中からパラリンピアンが来られたときに、一緒に行動ができない新幹線とか、そんなのは話にならないということで、相当強く言って、JRもそう従わざるを得ないような状況だったわけでありますが、バリアフリーというのは、ただ、大変長い道程が必要で、様々なこと、これがゴールだということはなかなかないんですね。  今回も、税制改正、これが成立するとなんですけれども、義務基準にということで、障害者の皆さんから、劇場、スタジアムでの車椅子用のサイトラインを確保してほしいと。せっかく最近は車椅子専用の席ができても、実際、目線のちょうど前に障害物があって、肝腎なところが見えないとか、前の人が立ち上がると全然見えなくなってしまうとか、そうしたこと、なかなか健常者だと発想がないことについても、随分改善をされてきているようになっていますし、そうした障害者の皆さんに対応する劇場とかスタジアムについての固定資産税とか都市計画税の特例措置というのは、実は、今まだ、今議論中というか、これから成立をするわけですけれども、新年度の税制改正は実現する流れになったわけです。  こうしたことをいかに宣揚しながらというか、情報を出して、それがスタンダードなんだということを是非国交省で言っていただきたいし、これは実は、今、障害者団体の皆さんに一番言われているのは、町中で食事をする飲食店、そこの中がバリアフリーじゃないところが圧倒的に多いと。  小さな規模のところに行きますと、大体居抜きでお店が替わるわけで、最初にバリアフリーじゃないと、ずっと段差がある、トイレが使えない。だから、障害者の皆さんというのは、何を食べたいかじゃなくて、どの店に行けば段差がなくてトイレも使えるかということで決めざるを得ない。健常者の我々は、そんなことよりも何を食べたいかで店を決めるわけですから、障害を持たれている方も何を食べたいかで店を決められるような国にしていくというのは大事なことだというふうに思っております。  そこで、どうしても、規模が大きい施設、床面積二千平米以上の大型の商業施設、これはもう既にバリアフリー化は義務化になっているんですけれども、去年も同じようなことを言ったんですが、その中に入っているテナントは全く義務化の対象じゃないんですね。ですから、その大型商業施設のトイレは行けるけれども、実際のお店には入れない。しゃれた店になっていて、しかし、しゃれた店であるけれども、バリアフリーが全然駄目だという店が物すごく多い。  これが現実なので、本当は、この二千平米以上の商業施設のバリアフリー化の義務化をしたときには、当然、大型資本だし、その大型資本の大家さんが、テナントも有名な飲食店が入るケースが多いわけですから、そこは当然義務化をしなければいけないと私は予算委員会でも去年取り上げましたけれども、同時に、今、多分、国交省の中でも有識者会議が動いていると承知をしていますが、こうしたことをしっかりと進めていただきたいというのが一つ。  その同じ流れなんですが、町中の飲食店も、新築の場合はやはりバリアフリーで始めてもらいたいんですね。これは最初に始めないと、もう永遠に続いちゃうわけですので。  だから、私、やはり個人の仕事としてもこれは大きな課題だと思っていまして、建築士とか設計士のところから、建築基準というのを守るのは当たり前だ、しかし、そこの中にバリアフリーの国際スタンダードにするのも当たり前ということがないと、建築や設計の段階でないと、なかなかこの大きな改革というのは前に進められないんじゃないかと。  バリアフリーについては、この二十五年間で、駅などの公共施設のバリアフリー化というのは、これは当然になりました。二十五年前、駅にエレベーターやエスカレーターがあるというのはほとんどなかった。  しかし、今は駅にエレベーターやエスカレーターがない駅の方が珍しい、それはやはり我々政治の力、行政の力、また関係民間業者の協力だったと思うんですが、そうしたことを町場の飲食店、新築から是非やって、やはり世界中から来られる障害を持たれている方が、日本というのはすばらしい国だと。  このバリアフリーというのは、本当に私は国家の品格だと思っておりますので、この点について、やはり難しいことはあると思うんですけれども、やるんだと決めると前に進みますから、その点について答弁をいただきたいと思います。

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