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武田哲 ·滝沢市長

衆議院予算委員会(2026-03-09)での発言

第221回国会 ·第第8号号 ·2,516字
○武田哲君 滝沢市長の武田と申します。  本日は、このような機会をいただけたこと、本当に感謝を申し上げます。ありがとうございます。  我が滝沢市は、盛岡市の隣、まず、ベッドタウンとして人口が爆発的に増えてきた市であります。平成二十六年に、市町村合併ではなくて、単独で村から市に移行した。当時は人口日本一の村ということでありました。そして、平成二十六年に市制移行いたしまして、今年が十二年目を迎えているという状態にあります。  そして、今回、たくさんの資料をいただきました。その中で私が一番気になっていること、それは、皆様にもちょっと、岩手県で毎月生まれている子供の数を示した表があると思います。その中で、我が市は、岩手県内で六番目に一年間に生まれる子供の数が多いというような状況です。  しかし、全体の数字を見たときに、例えば、去年の令和六年度、一年間に生まれる子供の数が一桁の自治体が四つ、そして、今年は二つになりました。しかし、百人以下、二桁の自治体というのがこのように増えております。  この結果を見ると、やはり、ちょうど令和六年度、一年間に生まれる子供の数が五千人を切ったというようなことで、新聞各社、様々な形で報道がなされました。実は、令和五年も生まれる子供の数が一桁の自治体が三つありました。子供の数は減っておりますけれども、いかに岩手県にこの子供たちを残していけるか、あるいは定住していくか、そして仕事をつくっていくか、そこのところに各市町は一生懸命取り組んでおります。是非とも、この岩手県、三十三市町ありますが、今の現状をしっかりと押さえておいていただきたいというふうに思っています。  そして、この子供に私が着目しているというのは、私も、市長になってから、市長選挙で公約に掲げていたのがこども家庭センターをつくるということでした。これは、子育てにおいて相談窓口をしっかりと明確につくっていく、このことが一番大事であろうというふうに思っておりました。  今、来年度、令和八年度から給食費の無償化、こういったことに政府では取り組んでいただけるということで、我々も一つ、一段階上がっていけるかなというふうに思っています。しかし、私は、実は、学校給食費の無償化より子供の教育にもっと予算を割くべきだとずっと思っておりました。  ちょうどうちの市は、学校給食、完全給食を行っておりますので、無償化に対してはスムーズに移行していけるかなとは思っているんですが、五歳児健診、ちょうど令和七年度から取り組みました。政府で、こども家庭センターで推奨している事業ではありますけれども、この五歳児健診をやってみて、物すごく驚きました。例えば、運動機能を調べるために、片足けんけん五回ずつ、それをするために、けんけんぱをしていただくんですね、子供たちに。そうすると、けんけんぱをできる子供たちがほとんどいない。この運動機能の低下にはとても驚いたところであります。  実際、二十代の父兄の皆さんは、けんけんぱはできるんですよ。でも、子供はできない。この現状から見えてくることは、やはり、子供とお父さん、お母さんが過ごす時間が少なくなっているんじゃないかということだというふうに思っています。  今回の資料でいただいた中で、経済指標のところを見させていただきましたけれども、労働者の人口は毎年増えていく、そしてあと就業者の人数、増えていくということは、恐らく共働き世帯がどんどん増えていくんだろうというふうに思っています。そうした中で、子供の数は減っているんですけれども、我が市でもそうなんですが、学童あるいは保育所、これを利用する御家族というのはどんどん増えています。そこに手当てしていくために我々も本当に苦労しているわけでありますけれども、この五歳児健診、三歳児健診でも、目の斜視ですか、そういったものを調べるところ、要は、何かあれば子供に携帯電話を渡す、画面で子供の機嫌を取る、そういった状態がないかというところも調べています。  この五歳児健診をやってみて、課題のある子供というのが約二九%、うちの市ではあります。この五歳児健診に取り組んでいるのは、全国で一四・一%の自治体しかありません。課題のある子供たち、二九%います。実際に、小学校、中学校に上がっていったときに、支援学級、そういったところに入る子供たちというのは約九%おります。  やはり、これからお父さん、お母さんにしっかりとこの後の教育について考えていただきたい。ここの部分を、学校給食費の無償化も大事なんですが、子育て世帯への様々な予算組みよりも、子供の教育にもっと支援をいただきたいというふうに思っています。  うちの市も、学校のスクールサポートスタッフであったり支援教員の拡充を図っていますが、人は一番お金がかかります。是非ともそういった予算をしっかりとつくって、子供の教育、これは、子供は将来の日本の知につながります、そして、子供がこの後日本を支えてくれる一番の原動力になりますから、子育て世帯への予算配分よりも、子供への、子供の教育、あるいはお父さん、お母さんをいろいろな気づきにつなげる、そういった予算を私はもっと拡充していただけないかなというふうに感じているところです。  やはり、うちの市は岩手県内で六番目に子供が多く生まれている。これからの子供の教育、ここの部分はどうしても外せない。そして、お父さん、お母さんの子育てについての学びもしっかりとつくっていかないと、この後の親子の関係性、日本はどうつくっていくのか。そこの部分を是非とも皆様にはこの予算組みの中でしっかりと予算配分していただけないかなというのが、うちの市の現状であります。  ほかにも、本当に今日は話したいことがたくさんあったわけですけれども、一番はこの子供の教育であります。子育て世帯への予算配分よりも、子供をどう育てていくか、日本の原動力になっていきますので、そこの部分を是非とも考えていただきたいなというふうに感じているところです。  以上であります。

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