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齊藤貢 ·元駐イラン大使/関西学院大学客員教授

参議院国際問題に関する調査会(2026-04-15)での発言

第221回国会 ·第第2号号 ·534字
○参考人(齊藤貢君) では、高良先生、御質問ありがとうございます。  先生も御指摘されたとおり、今、トランプ大統領は、非常に国内的にガソリン価格の高騰で圧迫を受けています。ということで、トランプ大統領の本音は、もう早くこの戦争から手を引きたいと思っているのは間違いないんですが、ただ、しかしながら、彼の性格もありますし、立場もあって、名誉ある撤退を彼は必要としているわけです。  他方、イラン側は、要するにハメネイ最高指導者を殺害されたことでメンツが潰れているわけですね。なぜメンツが潰れるとよくないのかというと、私の今日の話で、イランはイスラム革命体制を取っているわけですが、彼らにとって一番重要なのは、その体制を維持することです。メンツが潰れたままでいると、当然、体制を支持している人たちからも不満が出ますし、近隣国がそれに対してイランを軽んじるという可能性がございます。したがって、イランはメンツを回復しなきゃいけない。  片方は名誉ある撤退をしたい、もう片方はメンツを回復したい。実は、この両方が折り合える可能性というのは非常に低いので、そういう意味で、双方の求めるものという見地に立つと、私は停戦は非常に難しいと考えております。  以上でございます。

齊藤貢 の他の発言

2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○参考人(齊藤貢君) 鈴木先生、御質問ありがとうございます。  まず、一つちょっと違うことを言っているのかもしれませんが、最近の日本のメディアなどでは、ここ何年か日本とイランの関…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○参考人(齊藤貢君) 今日はどうもお招きいただきまして、大変恐縮でございます。齊藤でございます。  私の説明は、今お配りしてあります「論点」という紙を使いながらお話しさせていただ…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○参考人(齊藤貢君) 大変、三上先生、申し訳ございませんが、私は中東の専門家でございまして、こういう日本の政策についてはちょっと申し上げる知見がございません。…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○参考人(齊藤貢君) 先ほども三上先生に失礼なことを申し上げましたが、私は中東のことしか分からないので、そのコンテクストでお話をさせていただきます。  まず、イランのイスラム革命…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○参考人(齊藤貢君) よろしゅうございますか。  まず、結論から申しますと、駄目です。  なぜ駄目かと申しますと、幾つか理由、まず一つは、先ほど国際海峡という御指摘があったんで…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○参考人(齊藤貢君) よろしゅうございますか。  私も、まず、今日、非対称性というのを大変強調いたしました。それで、アメリカ側がどうして長期化を予想していなかったのかという点につ…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○参考人(齊藤貢君) 分かりました。ありがとうございます。  核問題についてはこういうふうにお考えいただけますか。まず、イラン側の立場は、先ほどから何回か申し上げていますが、とに…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○参考人(齊藤貢君) 私は実は、オスロ合意のときに、まず東京の経済協力局でパレスチナ支援の枠組みを組み立てて、その後、イスラエルにいて実行をしたので、一言、大変今の状況は悲しいとし…

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