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梅村みずほ ·参政党

参議院沖縄・北方問題及び地方に関する特別委員会(2026-04-01)での発言

第221回国会 ·第第2号号 ·2,043字
○梅村みずほ君 大臣、ありがとうございました。  大臣も言及してくださったように、今も傷を負っていらっしゃる方もいらっしゃいますし、身体的な傷のみならず、一緒に行った子供たち、一生忘れることのないつらい思いをされていると思います。  今回は、浮き彫りになったこの安全意識の脆弱さ、これは、運航していた、船を運航していたヘリ基地反対協議会と、またこの平和学習を計画した同志社国際高校双方共に大変大きな怒りの声というのが届いておるかと思います。  当日は、他の委員からもありましたように、山田委員からもありましたように、波浪警報が発表されておりました。波浪注意報ですね、済みません、が発表されていたということでございまして、事故の前には、現場の警戒に当たっていた海上保安庁から気象、海象が危ないので注意するようにメガホンで呼びかけられていたということでございます。また、海上運送法に基づく事業許可や登録もされておらず、人を運送するには不適切な船だったということ、この活動をしているグループ、市民団体が、出航するか否かを判断する基準が明文化されていなかったことなどが報道によって知れ渡っております。また、女子生徒はライフジャケットが船体に引っかかった状態で発見されておりまして、装着指導が十分になされなかったと同じコースに参加した生徒たちが証言もしております。  学校側も、船の出航を船長に一任していた、船に引率の教員が同乗していなかったなど、子供の命を預かる認識の欠如というものがあらわになっております。また、学校側に関しましては、教育基本法十四条に抵触しているおそれというのも指摘をされております。  今回の事故を起こした船が抗議船として日常使われていたということ、過去の研修旅行のしおりに米軍普天間飛行場の辺野古移設に対する座込みなどの抗議活動への参加を呼びかけるような文章が掲載されていたということ、利用する民泊がどんなところだったのかも含めて、保護者に対して十分な説明、情報の提供がなされていなかったということでございます。この学校教育における政治的中立性に対する意識も脆弱だったと言わざるを得ません。  今回なんですけれども、個別の事案ということで海上保安庁の調査が進んでいると思います。学校側も第三者委員会を設置したということで、今後更に原因究明、調査、再発防止策が図られていくことかと思いますけれども、個別の一件として対応されることで根本的な問題の解決になるのかということを私たちは考えていかなくてはいけないと思っております。  思い出さねばならないのは、二年前に辺野古のダンプ事故で警備員の男性が亡くなった事故ですね。こちらも辺野古の移設に反対をする女性がダンプの前に出ていって、それを制止する形で男性の警備員が命を落とされています。道路への座込みもそうなんですけれども、この基地移設への反対運動を展開する方々の中には、時に体を張って命の危険を顧みないような危険な行動で反対活動を取るという方がいらっしゃるということは多くの人が御存じではないかと思います。  希薄な安全意識というのは、今回の事故のみならず、この基地の建設工事に反対するという文脈でいえば、辺野古の移設反対活動で従前からあったというものであって、それでも一件一件で対処するしかないという、どこか仕方ないのではないかということで見過ごされていたことから、幼い、幼いというか若い命が失われてきたのではないかと思いますと、政治家としても非常にじくじたるところがございます。  こうした過激な活動される方が多いというのは沖縄の特殊事情でもありますし、彼らにそうした行動の問題意識を持っていただけない限りは、一般人が巻き込まれて命が失われるリスクというのはなくならないんじゃないかなというふうに考えております。  それぞれ海保も、警察、あるいは文科省も、国交省も、防衛省も、それぞれの事案でそれぞれの役割で対応できる範囲というのが限られている中で、この活動の広がりとして、どのような市民団体、民泊、美術館、その他がどういうふうに連携して活動しているのかというのを沖縄担当大臣の下で調べるということはできないかなと思っています。  非常に難しい問題だと思いますし、その表現の自由や結社の自由等々保障されている権利もありますけれども、学校側の平和教育って、今回問題になった学校だけではなく、様々な学校が行っている可能性があります。沖縄に赴く学校もたくさんあると思うんですね。そんな中で、そういった思想を持っている民泊がどこなのかとか、知る由もないと思います。  そういった実態というのを把握した上で、児童生徒の安全性確保並びに学校教育における政治的中立性に資するように、文科省や沖縄を通した平和学習を行っている学校等に情報提供をできるようにしてはいかがかと思いますけれども、大臣、いかがでしょうか。

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