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近藤和也 ·立憲民主党・無所属

衆議院予算委員会(2024-01-24)での発言

第212回国会 ·第第10号号 ·2,208字
○近藤(和)委員 ありがとうございます。  年度内という思いを受け止める、最大限の努力をしていただくという御答弁をいただきました。七尾の皆様、そして奥能登、能登の皆様、そして今回、内灘、そしてかほく市も液状化で断水をしているところもございますので、希望を少し持っていただけたのではないかなと思います。本当にありがとうございます。  それでは、被災者生活再建支援法に移ります。  こちらにつきましては、先ほど泉代表の方からもお話がございました。そして、先ほど総理は、十四日の日に能登への視察で、私も同行させていただきました。今までの総理の視察に野党の国会議員が同行するということはほとんどなかったと思います。これは、私、近藤が被災地へ総理と一緒に行くことで、私自身がどうこうできるわけではないですが、与党も野党も関係なく、被災地を何とかして盛り上げていくんだという強いメッセージになったと思います。この点も本当に御礼を申し上げたいと思います。  そして、その上で、被災者生活再建支援法では、日本維新の会、国民民主党、そして立憲民主党での三党での提出の合意ということでございましたが、先ほど総理が、問題意識を共有するということも含めて御答弁をいただきました。  その上で、今、全体の声も御紹介をしたいと思いますが、資料の一の方は、これは地元の新聞紙でも、現金給付の増額、対象範囲の拡大を求めています。そして、資料の二と三についても、地方の六団体、そして北海道東北地方知事会からの提言もございます。  そして、資料の四ですが、去年の五月に珠洲で震度六強の地震がございました。珠洲市さんは、この被災者生活再建支援法、お手元に資料がございますよね、国のこの百万円、二百万円、合わせて三百万円に対して、ほぼ同額を支給しているんですね。  御存じのとおり、能登の自治体は、半分以上が国からの助けで何とか成り立っている、財政力の非常に弱い自治体が多いです。こういった自治体でさえも、珠洲市さんでさえも、去年の段階で倍増させなければいけないほど、地域の方々が困っているということでございます。恐らく、今回政府が、今ほど若干前向きなお答えをいただきましたけれども、もし動かなかったら、それぞれの自治体が同じようなことをせざるを得ないと思います。それぐらい大変な状況でございます。  パネル、こういった写真を載せるのは大変心苦しいんですけれども、知り合いの方に許可をいただいて、こういった家がたくさんございます。  そして、パネルの二でございます。こちらは、よく御覧いただきたいんですが、車ですね、全部車が挟まって壊れているという状況です。御存じのとおり、能登半島は車社会でございます。車がなければ生活できません。穴水から輪島、穴水から能登町、珠洲、こういったところ、そして志賀町もそうです。鉄道はございません。  その中で、次のパネルで、資料の八を御覧いただきたいと思います。  先ほど泉代表が、現行の基礎支援金百万円、そして二百万円、合わせて三百万円から、六百万円に増やしてほしいというのは、これはただ単に物価が上がったというだけではなくて、建設資材が上がったということが原因ではなくて、今回、山崩れ、土砂崩れで本来あるところに家を建てられない、津波でやられて本来あるところに建てられない、そして、火事でこの場所には残念ながら建てたくないという方もやはりいらっしゃると思うんですね。こういった新たな場所を探さなければいけないというときには従来のお金では全然足りないということが、この倍増の一つの答えでございます。  そして、もう一つ大事なことがあります。基礎支援金でございます。基礎支援金、全壊のところであれば現行で百万円ですが、これを二百万円に倍増させる、これが本当に大事だと思っています。  なぜかといいますと、御高齢の方が多いです。珠洲市であれば半分以上が六十五歳以上、そして、七十五歳以上の方が二五%ぐらいいらっしゃいます。こういう状況の中で、正直なところ、家を建て直すことはもう諦めている、幾らもらったって無理だというような、たくさんもらえれば可能性はあると思いますが、三百が六百になっても家は建てられないですよね。  そこで、現実的な答えとすれば、家を建て直すのはもう諦める。仮設、そして更なるその先を考慮はしながら、今の生活の中で、車が欲しいんですよ。  ある集落、三十戸の集落の中で二十台車を失った、もう生活手段を奪われています。こういった方々に車を手にしていただければ、買物にも行けるし、病院にも行けるし、仕事をもしかして始めることもできるかもしれないし、これから長い避難生活の中で、例えば、自分の地元の近くの仮設住宅から、場合によっては金沢ですとか氷見ですとか高岡に車で行って、そしてお風呂にゆっくり入って、洗濯機で服を洗って、こういう心身共にリフレッシュできる最大の手段が車なんです。  ですから、この基礎支援金、全壊であれば百万円から二百万円、大規模半壊であれば倍増していく。そして、中規模半壊や半壊は今までありませんでしたので、何とかこちらを進めていただきたいと思います。  総理、問題意識を共有という答えから、もう一歩、半歩でも結構なので、更なるお答えをお願いいたします。

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