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青柳仁士 ·日本維新の会・教育無償化を実現する会

衆議院外務委員会(2024-04-26)での発言

第213回国会 ·第第8号号 ·1,512字
○青柳(仁)委員 評価がホームページにも書いてあるというのは存じ上げておりますけれども、もう少し分かりやすく相手方に伝わるように、また、極端に分かるようにですね。  かつてイギリスがストラテジックレビューという国際機関の評価を始めたときは、国際機関はほとんど震え上がっておりましたので、幹部の話題はそればかりになっているときがありました。アメリカがユネスコから撤退したときもそうでした。ですから、それぐらいのインパクトを与えるような評価をある程度日本もやるんだというところを一回でも見せておかないと、今の状況がなかなか変わらないのかなと思います。  それから、もう一つ、少し質問の順番を変えまして、ポストSDGsへの日本政府の戦略ということについてお伺いしたいと思います。  先ほども申し上げたんですが、今、国際開発は非常に大きな転換点を迎えております。その中で、主には民間セクターの参入といいますか、民間セクターの役割の拡大というところが一番大きなところだと思うんですが、次の社会課題の潮流をつくっていくのは、二〇三〇年以降のSDGsの次の世界の目標だと思うんです。  私も、このSDGsが決まる少し前にまさにニューヨークにおりまして、国際機関で働いておりましたが、あのときは、MDGsという目標があって、二〇一五年まであったんですが、日本がMDGsフォローアップ会合というものを開きました。そのとき私もお手伝いさせていただいたんですが、何を言われたかというと、二〇一一年ぐらいから動き始めたと思うんですが、早過ぎると。まだ二〇一五年まで目標期限があるのに、今それをやったら国連と国際社会がMDGsの達成を諦めたというメッセージになるから、動いてはならないという強いプレッシャーを受けたんです。ところが、ほかのところでいろいろなアクターが実は動いている。ですから、ある意味、そういったアクターを抑え込むためだけのプレッシャーであったということが後で分かったんです。  そんな中で日本はMDGsフォローアップ会合を開いたんですが、残念ながら、最初は、スタートはすごくよかったんですが、だんだんだんだん、様々な国々の思惑もありまして、主流化することはできなかったというふうに私は認識しております。最終的に、SDGs、サステーナビリティーという言葉が入っていったのはリオ・プラス20という二〇一二年の会合でしたが、そのときに突然出てきたことに対して、それ以前に日本が主導してやっていたMDGsフォローアップ会合で議論された内容はほとんど主流のところには盛り込まれていないというのが現状だったと思います。  ところが、SDGsが始まったら、今度はサステーナビリティーだ、ESGだということで、世界中の先ほど申し上げた四千兆円という非常に大きなお金が動くようになれば、当初後ろ向きだったアメリカも無視できなくなってそこに参入せざるを得なくなる、こういう構図が今起きているわけです。  ヨーロッパとしては、その中に気候変動という目標を入れたかった。最初はSDGsの中に気候変動は入れないというコンセンサスがあったわけですが、そこも、それをねじ込んでくることによって、最終的には今のようなGXの流れをつくることに成功しているわけです。  ですから、極めて重要な国際潮流をつくる非常に大きな節目が、恐らく二〇三〇年の次のSDGsだと思うんです。  こういった中において、前回のフォローアップ会合の反省も踏まえて、外務省、日本政府としてはどういった取組を行おうと考えているのか、その戦略性についてお伺いできればと思います。

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