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村上慎一 ·株式会社北浜化学取締役製造本部長

衆議院環境委員会(2024-04-09)での発言

第213回国会 ·第第7号号 ·1,445字
○村上参考人 ありがとうございます。  先ほどの御質問の回答なんですけれども、実際に、私は群馬県なんですけれども、熱分解装置、昔は油化装置といいましたけれども、プラスチック等々からは、生成される炭化水素油がかなりの重量比で取れます。これは廃棄物処理という観点では考えていませんで、資源循環、要するに、固形のプラスチック等々、廃棄物だったものからエネルギーに変えて、化石燃料を使わずに、自分たちの身の回りから出た、捨てられてしまったものから新たなエネルギーを作ろうということでいろいろ考えています。  群馬県のある環境事務所での話ですけれども、先ほど言ったように、熱分解は無酸素状態で外部加熱をしますので、プラスチック類は、溶けてから更に温度を加えますと、成分が炭素と水素なものですから、炭化水素ガスとして外へ出るんですね。それを冷却してあげると、お風呂の結露と同じですけれども、油化、液体になりますので、それで油が取れるんですけれども、どうしても熱分解で炭化水素ガスになりますから、液化しない炭化水素ガスもいます。分析をすると、ブタン、メタン、プロパン等々が主原料です。  それは、脱臭の問題からとか、あとは、大阪でも、今、それをガスバーナーで燃やしてエネルギーとしても使うことができますけれども、燃やすと焼却炉だという表現をされまして、それは違うでしょうと。これはケミカルリサイクルの観点でエネルギーを作っていて、やはり熱分解をして発生した炭化水素ガスですから臭いはします、それをエネルギーとして使ったりとか、脱臭の目的で燃やすと焼却炉だと言われると、機械装置がそこで止まります。そこら辺は、先ほども言ったように、環境省さんにも聞きましたけれども、県の担当課に聞いても答えが出ませんので、だったら、どうしたらいいんでしょうかと。こうなると、資源循環はそこで止まりますので、何度も言いますように、資源もエネルギーもない日本ですから、是非有効なものはもうちょっと迅速に進めていただければと思います。  あと、先ほど重量比がありましたけれども、国が言っているのは本当に少ないんですよ。熱分解設備の構造、方法ぐらいで、これを見ると、熱分解室内への空気の流入を防ぐこと、そんなことは当たり前で、そんなことをやったら焼却炉になっちゃいますので、あとは廃棄物が外へ出ないこととか、そんなことも分かり切っていることなんです。  そうじゃなくて、もうちょっと資源を循環するために、これは多分五年度なんですけれども、資源自律経済システム開発促進事業というのが国の制度でありまして、排出されてしまった廃棄物等々から金属やプラスチック等の各種素材を有効利用しなさいという補助金をつけられた例があるんですね。それを見ると、まさしくレアメタル等々が取れるので、そういうことは国の補助金を出してもやりなさいねと言っていますから、そうなると、私が思うには、一番いい方法はケミカル、熱分解だと思うんですね。  そのときに、また同じ話になってしまいますけれども、こういったものを資源循環をしたいために置きたいんですけれども、どうでしょうかと言ったら、何の機械だか分かりませんと。そのまま止まっちゃいますと、これだけ皆さんがすごく強力に、いろいろな意見を出し合いながら検討していただいていますので、スムーズにいけるようにもうちょっと突っ込んで、何か位置を決めていただけるようにと思いますので、よろしくお願いします。

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