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関芳弘 ·自由民主党・無所属の会

衆議院経済産業委員会(2024-04-26)での発言

第213回国会 ·第第13号号 ·1,983字
○関委員 おっしゃるとおりですね。もう投資もどんどんやろう、挑戦しようという気持ちは、やはり、企業、物を作る、サービスを提供する、競争という項目は、どうしても避けられません。ですから、そういうふうな競争に勝ち抜こうという経営者、リーダーの強い意識を、ばっと火をつけるような感じを、我々も一緒に、共に共有していけたらいいなと思うんですね。  そこで、次に、これは私が非常に日頃から思っていることなんですが、なかなか達成するのが難しいかもしれないことなんですけれども、今の日本の会社の労働者の方々の働き方について、ちょっと私の個人的な考え方を申し上げたいと思うんです。  以前に、私、副大臣をさせていただいておりますときに、中国に、一帯一路の第二回世界大会に副大臣で行かせていただいたことがあるんですが、もう四、五年前ですね。そのときに、ファーウェイの副社長も来られていて、話をする機会がありました。  そのときに、ファーウェイの副社長、こんなことを言うんですね。関さん、我々の会社は、二十四時間三百六十五日、一月一日のお正月も、会社の電気が消えたことはありませんと言うんですね。それで、日本って何か、早く帰る、働き方改革という法案を通そうとしているの、大丈夫なんですかみたいなことを言われたんですね、ファーウェイの副社長から。  それで、今の制度になっているわけですが、非常に日本の企業の課題としては、生産性を上げようということがあって、先般も、地元、私、神戸ですが、川崎重工業役員、ぶっちゃけて言うと社長ですが、お話しさせていただくと、今まで六時、七時、八時までかかっていたのを、三時ぐらいまでででき上がるように、生産性を上げるような仕事の仕方で頑張っていこうねということで、労働者の方にも話しかけてくださっているそうではあります。  しかし一方、こういう話もありました。兵庫県洋菓子協会というのがあって、洋菓子を作るその人たちが、世界選手権があるんですね、おいしい洋菓子を何分以内に作る。何と、神戸のメンバーが去年世界チャンピオンになったんです。  その兵庫県洋菓子協会の会長さん、佐野さんのお話を聞いていると、関さん、ちょっと困ったことがあって、どうしたんですか、我々、お客さんが店に来なくなった五時以降、そのときに、新しく入ってきたお店の若い子たちに技術を伝承し、こうやって作ったらおいしいものができると教えていく、五時以降がものすごい大事な時間なんです、そのときこそ、世界のチャンピオンのナンバーワンの技術を、みんな若い人たちに教えていくんですよ、こんな話なんですね。それまで、五時までお客さんが来て、もう教える時間がないんですね、お客さん対応で。  一般の企業も、お客、取引先とかから電話がいっぱい来て、実際にお仕事ができるのは五時以降かもしれませんね。でも、今、若い人たちは、この法律の改定の影響があるのか、しっかりと早く帰れるにこしたことはないんですが、五時になったら帰らないといけないみたいな意識がまた広まったりもしていたりして、一方、先輩方は、今こそ教えたいのに帰ろうとする、若い人が。これはえらいことだなという話があります。  この働き方改革の法律を通そうとするとき、私も十七年近くサラリーマンをやっていて、そのときの同僚なんかと話したときに、関君、あれは早う帰れと、我々、仕事に人生の夢をかけて、とてつもなく稼いでいこうかとか、銀行でしたから、こんな新しい金融商品をつくろうか、お客さんから電話がかかってこなくなった五時以降に、資料も全部そろっている会社に残って、ばっと今から深めていきたいな、でも早う帰れと言われる。ここがポイントなんですが、我々働いている労働者側が上司に対して、今日、もうちょっとここ、仕事を深めたいので、帰らんと仕事をもっと、人生に夢をかけていますから残っていきたい、これがこの法律でできなくなるんじゃないかという質問を同僚から言われたことがあるんですね。  ですので、早く効率を上げて帰れるようにする今の法律を否定するわけでありません。それはそれでおいておいて、並行して、自分の人生の夢を、仕事の夢をかけている人はもうちょっと残っていいような、並行して何か法律ができたらいいなみたいなこともあるし、先ほどのファーウェイのような、世界との競争の中において、日本の技術、生産の質を高めて競争をしないといけないという面もあるし、そういうふうな点において、今の法律を否定するわけじゃないんですけれども、更にプラスアルファで、何か足して、日本の強みをもっともっと強くしていけるような、最低でも、今までの技術が若い人たちに伝承できなくなるようなことがないように、そこら辺について何か御意見があれば聞かせてください。

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