○井上参考人 御質問ありがとうございます。
スーパー担保権であるとともに、抜かずの宝刀であると。
この一つ目のスーパー担保権、これは包括的という意味ではおっしゃるとおりでございますが、先ほども申し上げましたように、大きな穴が空いていて、その穴を通じて取引債権者、労働者、その他の利害関係者の利害を調整するという側面がございますので、スーパー担保権と言えるかどうかにも考え方が分かれるところかなというふうに思います。
ただ、抜かずの宝刀という面はおっしゃるとおりでございまして、こういう担保権をむやみやたらと振り回して、すぐに実行するということは元々想定されていないだろうと思います。
繰り返しで恐縮ですけれども、この参考資料の十四ページのところに挙げました米英などで行われているフローで見ましても、平時から右にかけてだんだん経営がうまくいかない状況が進んでいく中で、直ちに実行ということではなく、モニタリングを強化していったり、対話を重ねて対応方針を検討、実施したり、財務リストラを経た上で、なお、どうもうまくいかない、それでもまずは、最初は恐らく任意の事業譲渡で、合意ベースでやるんだろうと思いますが、それでも債務者との関係がどうにもこうにもしようがなくなったときに、一番右の実行になるという意味で、対話は早く始まる、そういう意味では、事業者からしますと、金融機関とのやり取りは今までより増えるかもしれませんが、やはり実行というのは最後の手段というふうに考えております。
井上聡 の他の発言
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) これはなかなか一概に言えないだろうと。ただ、やっぱり、債務者自身が自分の企業価値を百だと思っているのに今企業価値担保を設定して貸している金融機関が八十しか貸し…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) ありがとうございます。
どういう制度になっていくのかちょっとよく分からないところがございますが、担保のルールを変えればいきなり事業性融資が進むというわけで…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) 御質問ありがとうございます。
非常に難しく根本的な御質問、むしろ御意見をいただいたように思いますが、三つございますので一つずつ申し上げます。
どんなと…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) 御質問ありがとうございます。
既に不動産を抵当に入れて抵当権を付けている会社がこの企業価値担保を利用するということについては、その不動産が仮に事業の継続に…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) いわゆる根抵当のような、抵当制度にも極度額といったものがあるわけですが、今回のその企業価値担保は、極度額を定めることも定めないこともできます。ですので、特定の…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) 御指摘、御質問ありがとうございます。
この信託の仕組みがビルトインされているというのは、この担保の非常に大きな特徴だと思います。
いい面は、二つ。
…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) ありがとうございます。
そうですね、起きるんだろうと思います。現在の日本の担保制度はほとんどの場合、刻む担保とよく言われますけれども、債務者が持っている財…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) ありがとうございます。
通常の事業の範囲という言葉は、例えば集合動産譲渡担保において通常の営業の範囲というような表現が判例で確立しておりまして、普通に事業…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=井上聡
MCP: search_diet_speeches(speaker="井上聡")