○馬渕参考人 ありがとうございます。
企業を審査していくときの目利き力を様々な外部に頼るという側面のお話かと思いますが、やはり、この法案が、立ち上がった時期、最初の立ち上がりの時期というのは、いろいろなパートナー企業の御知見とか御協力は必要かと思います。ただし、一点、今回の問題提起といたしまして、失われた三十年間に何が問題であったかというところは、やはり一番の重要であるコアの意思決定とか、あるいは企業の判断能力、判断基準を外部に頼り過ぎてきたという歴史があるというふうに感じています。
そういった意味で、今回の事業性融資というのは、まずは、金融機関の立ち回りとしては、改めて、核心である審査能力を自社に蓄積させていく、そういう視座が、メリットがあるというふうに感じております。さらに、地域金融機関におきましては、やはり、最も地域を見てきて、最も地域の御事情を知っているのは金融機関であり、それは外部の人間ではないということも明らかです。ですので、いま一度この辺りの自負を取り戻していただきたい、取り戻してほしいという思いもございます。
また、経営者の側も同じで、意思決定は自社の手の中にあるんだということなんですが、この間、三十年間、バブル崩壊以降、私たちは、日本経済や自社、そして自分自身に対しても自信を失ってきた経済だったと思います。そうしたときに、外部からこうあるべきだという経営論、これに萎縮してきた経済、これが日本経済そのものだったというふうに感じております。
ですので、いま一度意思決定を自社に戻していく、これが日本の活力に必要だと考えていますので、今回の事業性融資の本質というのは、活用する企業も、そして活用していく金融機関も、本気でリスクを取り合って、そして成長のために手を携えるきっかけになると思っています。法律は枠組みであって、制度に本当に命を吹き込むのは、最後は現場だと思っています。なので、今お話しした関係者皆がリスクの意識当事者、リスクの意識を持つこと、これが経済を今後活性化させていく、そのように感じております。
馬渕磨理子 の他の発言
2024-05-14 · 衆議院財務金融委員会
○馬渕参考人 おはようございます。経済アナリストの馬渕磨理子です。
今日は、参考人としてお招きくださいまして、本当にありがとうございます。
私自身は、年間百五十社以上のトッ…
2024-05-14 · 衆議院財務金融委員会
○馬渕参考人 ありがとうございます。
経営者保証をしない形での融資の普及がなかなか進まなかったというところですけれども、やはり、中小企業の経営者の方々に地方に赴いてたくさんお会…
2024-05-14 · 衆議院財務金融委員会
○馬渕参考人 御質問ありがとうございます。
四つ目のケース、こちらはサテライト活用になるかと思いますが、上場した後の企業がどこかに買収されたいというケースもあるわけなんですが、…
2024-05-14 · 衆議院財務金融委員会
○馬渕参考人 ありがとうございます。
買収する側ではなく、買収されたい側のときの与信に有効だと思っておりますので、その場合では担保権がつくのではないでしょうか。…
2024-05-14 · 衆議院財務金融委員会
○馬渕参考人 買収する側ではなく買収される側の与信がつかない、だけれども、買収したい側の企業もあるわけですので、そこに対して資金ニーズが充てられないかという新しい提案にはなります。…
2024-05-14 · 衆議院財務金融委員会
○馬渕参考人 ありがとうございます。
目利き力の醸成のところなんですが、今も現在、金融機関の皆様は審査を行っていらっしゃるかと思いますが、長らく続いた低金利の中でなかなか融資を…
2024-05-14 · 衆議院財務金融委員会
○馬渕参考人 御質問ありがとうございます。
融資慣行を変えようと思ってもなかなか変わらなかったというところかと思いますが、やはりこれは、先ほどお話しさせていただきました、長らく…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=馬渕磨理子
MCP: search_diet_speeches(speaker="馬渕磨理子")