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北神圭朗 ·有志の会

衆議院農林水産委員会(2024-05-29)での発言

第213回国会 ·第第18号号 ·1,943字
○北神委員 これは私の思いつきかもしれませんけれども、やはり、それなりの重点的な各地域にそれなりの保管施設というものを設けて、そこから各農家が、周辺の農家が、いわゆる下水汚泥の堆肥というものを取りに行くとか、多分そういった方式になるんじゃないかというふうに思っていますけれども、これはおいおい、是非検討していって、進めていただきたいというふうに思っております。  後半は、食料安全保障の関係で、今堆肥の話をしましたが、これも以前に、以前といっても五月に、今月の初めの頃に、たしか平澤さんと議論をしたというふうに思うんですが、平澤参考人。あなた、平澤さんですよね、たしか。違ったっけ。平形か。じゃ、違う人やった。平澤さんという方と議論しておったんですが。  要は、食料安全保障で、いわゆる栄養分のある食料を有事の際も提供しなければいけない。ほかの国を見ますと、やはり、一番自分の競争力の強い食料にかなり力を入れて、極端に言うと、最大限生産をして、そして、もちろん、国内だけで需要を上回る、余剰が生じた場合には、更に努力をして新しい市場開拓をする。  そういう意味で、今回の基本法の中に、たしか第二条四項だったと思いますけれども、輸出というものが新たに加わるわけですよ。これは、食料安全保障の項目の中に輸出が入るということですから、食料安全保障に資する輸出というふうに論理的には考えざるを得ないんですが、そうなると、やはりお米しかないと私なんかは思うんですよ。  だから、そういうお米以外で食料安全保障に資するような食料品あるいは生産物を輸出するということは、まずちょっと考えられないなというふうに思っています。  まずお聞きしたいのは、今は全然違う方向に進んでいって、これは有事の話を今申し上げたんですが、平時のときは、そんなことを言ったって、毎年お米の消費量も十万トンぐらい減っている、もう既に水田の半分ぐらいは使われていない、今後更にそうなっていく、だから、そんなところを一生懸命維持をするのは相当なお金がかかるというのがこの前の平澤参考人のお話でした。  その代わり、やはり、今、平時で需要のある小麦とか大豆とか、こういったところに力を入れる、だからこそ、いわゆる、減反というのか分かりませんけれども、畑地化というものを進めているんだということをおっしゃるんです。  しかし、やはり、コストというものが三倍ぐらい外国との差がどうしてもあるという意味で、これもかなりお金がかかるわけですよね。だから、水田を維持するのもお金がかかるし、新たに需要の高まっている小麦とか大豆とか、これを日本で無理やり条件が厳しい中で推進をするのもお金がかかる。これは、お金、具体的にどのぐらい、コストの比較というのは今申し上げませんけれども。  皆さんのOBである山下一仁さんという方がいますね。この人が言うには、お米というのは、今消費量が七百万トンぐらいある、国内の消費量が。そして、今、わざわざ米を作らせないようにしている、それはさっきの理由で需要が減っているからだと。しかし、これを輸出の方に最大限向けたら、これは彼の試算ですよ、一千万トンぐらい更に追加的にできると。だから、国内の需要と海外の需要で都合千七百万トンお米を生産をして、そして、いざというときには輸出を止めて、食料安全保障ということで国内に提供すればよいと。  これは理屈の話なので、私も、どこまで現実的にできるかということは何とも言えないと思うんですが、まさにそういう考えもあるんですが、農林水産省としてはどうお考えなのか。もちろん、これは、さっきの話、お金がかかるということなんです。  二つ問題点があって、一つはお金がかかる。でも、山下先生が言うには、減反政策、いわゆる畑地化政策にもう既に年間三千五百億円ぐらいつぎ込んでいる、この三千五百億円を、極端に言うと全部なくして、お米を最大限作らせる、お米の価格の低下によって厳しくなった方には、その三千五百億円から直接支払いなり所得補償をすればよいということをおっしゃるんです。それで間に合うと、彼の試算によるとね。  もう一つの問題というのは、輸出といっても、今までも皆さん頑張っておにぎりとか米パックとかやっておられますけれども、いわゆる短粒種ということで海外にはなかなか受け入れてもらえない、どんなに頑張っても輸出がそこそこしか増えないという二つの問題があるというふうに思うんですが。  まずお聞きしたいのは、お米を最大限力を入れて、そして、余剰の部分は輸出に回すというその考え方というのは現実的に成り立つかどうかというのを、大臣、伺いたいと思います。

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