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清水信哉 ·エレファンテック株式会社代表取締役CEO

参議院経済産業委員会(2024-05-28)での発言

第213回国会 ·第第12号号 ·811字
○参考人(清水信哉君) EBPM、非常に難しいテーマだなと思うんですが、スタートアップという話でいうと、イノベーションというのはアップサイド最大化ゲームなんですね。それに対して、政策というのはどうしてもダウンサイド最小化ゲームになりがちというのがありまして、つまり、これは例えば銀行とVCのビジネスモデルの違いでもあるんですけれども、VCの場合は、つまり十社投資して一社が例えば二十倍になったら九社倒産してもいいわけですね。実際はそういうわけじゃなくて三社ぐらい生き残ると思うんですけれども。なので、もうその回収を追っても仕方ないんですね、その潰れた七の方を。だって、潰れたら最大でマイナス一〇〇パーですけど、うまくいった方はプラス五〇〇パーとかプラス一〇〇〇パーになることもあるわけだから。  なんですけど、銀行は逆に全部から回収しないといけないという形で、ダウンサイド最小化ゲームになりがちと。  政策の評価もダウンサイド最小化ゲームになりがちだというふうに思うんですね、特に公的機関の評価というのは。これは役人の評価も含めてですけれども。ですが、イノベーション政策はそれじゃ駄目だと思うんですね。  つまり、ほとんど失敗しても、例えば公的、官民ファンド等からの投資もそうですけれども、何か失敗したところばっかがいろいろ取り上げられたりしますけれども、別にVC的にはどうでもよくて、アップサイド最大化ゲームであるので、つまり、EBPMをやるときには、つまり評価関数というか、評価の方法を、アップサイドを最大化する形で評価するという形で政治のレイヤーでもう言ってあげないと、民間、ほっておくと、基本的に公的機関というのは当然ダウンサイドを最小化するように動いていくというのがあるので、そこはもう全然ゲームが違うんだよということを言ってあげないとなかなか評価もしづらいんだろうなというふうにはちょっと考えていますね。

清水信哉 の他の発言

2024-05-28 · 参議院経済産業委員会
○参考人(清水信哉君) ありがとうございます。  そうですね、まず一番最初に難しかったのは、どういうマイルストーンを設定して事業計画を作っていって、資金調達をしていって成長させて…
2024-05-28 · 参議院経済産業委員会
○参考人(清水信哉君) ありがとうございます。エレファンテック創業者で社長の清水と申します。  一枚めくっていただいて、二ページ目に私の自己紹介書いておりますが、元々、東大の後、…
2024-05-28 · 参議院経済産業委員会
○参考人(清水信哉君) ありがとうございます。  多分この中で圧倒的に若いのかなというふうには思いますが、ありがとうございます。  そうですね、まず一個目の、目利きをどうやって…
2024-05-28 · 参議院経済産業委員会
○参考人(清水信哉君) ありがとうございます。  おっしゃるとおりでして、我々、平均年齢、スタートアップにしては非常に高くて、四十代中盤になっております。物すごい日本の強みとアセ…
2024-05-28 · 参議院経済産業委員会
○参考人(清水信哉君) そうですね、実行に向けてということで、さっきのアップサイド最大化ゲームをちょっと掘り下げてお話ししたいなと思っているんですけれども、これ、法律を作った後に実…
2024-05-28 · 参議院経済産業委員会
○参考人(清水信哉君) そうですね、結論から言うと、スタートアップって、言ったらそんなに税金払っていないので、税制でダイレクトに効くというのは結構難しいだろうというのは、私も考えた…
2024-05-28 · 参議院経済産業委員会
○参考人(清水信哉君) 結論から言うと、極めておおらかだと思います。ただ、アメリカにありがちなのは、これ市場の発想もそうなんですけれども、何というか、ゼロリスクではなくて、もし見付…
2024-05-28 · 参議院経済産業委員会
○参考人(清水信哉君) ちょっとこれもコントラバーシャルかもしれないんですが、中小機構が直接スタートアップに投資したりというのはそんなにやっていないと理解しているんですね。どっちか…

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