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菊池馨実 ·早稲田大学理事・法学学術院教授

参議院厚生労働委員会(2024-04-11)での発言

第213回国会 ·第第6号号 ·616字
○参考人(菊池馨実君) 非常に哲学的な問いでございまして、これも私の手に余るのですが、先生おっしゃいますように、自立のための環境づくりというのは、広い意味では共通だと思いますけれども、仕事がない方にハローワークに行っていただいて、そこで自分に合った仕事を選んで就いていただく、あるいはその訓練の機会を提供するという、それでまあ自分で仕事に就いていけるという、もちろんそういう方たくさんおられますけれども、生困法が念頭に置いている、なぜそこにセーフティーネット、仕組みをつくったかというのは、直ちにはそうはいかないという。なぜいかないか。それは本人の責任というわけではなく、様々なそれまでの人生や偶然や様々なものが積み重なっている。ただ、その方にもその生きていく、自分のその主体性に目覚めて前向きに生きていこうという、そういうときが来ると、やはり人間はそういうものだと私は思っているので、そのために寄り添って支えていくところから始めていく。支えるといっても、支える、支えられるというような一方的な権力的な関係ではない、やっぱり対等な関係性をつくって歩んでいくという、そこから本人のその何か主体性が芽生えてくるという。  そういう、時間も掛かりますし、個別的な支援もありますが、そういったものを法律を作ってやろうということがこの生困法だと思いますので、そういう意味では、私、先ほど申しましたように、画期的な法律だと思っているわけです。

菊池馨実 の他の発言

2024-04-11 · 参議院厚生労働委員会
○参考人(菊池馨実君) 早稲田大学、菊池でございます。よろしくお願いいたします。  今般法案審議がなされています生活困窮者自立支援法、生活保護法の見直しに向けた議論は、令和三年十…
2024-04-11 · 参議院厚生労働委員会
○参考人(菊池馨実君) 御質問ありがとうございます。  大変大きな質問で、私の手に負えるところではございませんが、まず、先生のおっしゃるように、最後のセーフティーネットと、いわゆ…
2024-04-11 · 参議院厚生労働委員会
○参考人(菊池馨実君) ありがとうございます。  結論的には、先生おっしゃる形が一つのあり得る選択肢だと思っています。  この問題、非常に間口が広くて、判断能力のある方、十分な…
2024-04-11 · 参議院厚生労働委員会
○参考人(菊池馨実君) ありがとうございます。  高齢者世帯が非常に増えている、半分を超えているという状況の中で、昔からあるんですが、その生活保護制度の中で高齢者向けのその仕組み…
2024-04-11 · 参議院厚生労働委員会
○参考人(菊池馨実君) ありがとうございます。  先ほど申しましたのは、これはやはり教育政策として正面から取り上げていただきたいなと思っております。  私の勤める早稲田大学、私…
2024-04-11 · 参議院厚生労働委員会
○参考人(菊池馨実君) ありがとうございます。  大変難しい問題でありますが、しかし、地域共生社会という政策理念を立てて、そこに向かっていくという今、本法案もその一環であると思い…

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