○参考人(竹村和也君) 三点あると思っております。
一点目は、賃金の問題です。
先ほど御指摘いただいたとおり、今回、共益債権ということで、労働債権が担保権に優越するという形になっています。実は、これはほかの問題でもありまして、約定担保権である抵当権、譲渡担保権、それに対して労働債権というのは劣後し、取りっぱぐれてしまうという実態があります。ですので、今回の企業価値担保権でそこに風穴を空けるのであれば、そのほかの担保法制においても労働債権の優先性、これまさに今法制審で議論されているところですが、是非実現すべきところだと思っております。
二点目は、事業譲渡法制だと思っております。
これ、事業譲渡、特定承継ということで一部の労働者が排除されてしまう、そういう実態があるというふうに御説明しましたが、基本的に譲渡される事業に主として働いている労働者については承継される、そういうふうなルールを設けるべきだというふうに思っております。
三点目については、倒産法制における労働組合の役割です。
この点、意見聴取について対象になってはいるんですけれども、先ほど来申し上げているとおり、過半数労働組合が存在しない職場でどのように選出していくのか、労働者の声をどういうふうに集めていくのかというのは、今現在の倒産法制において実は十分なものになっていないと思っていますので、今回の法案を機に、そこについても抜本的な議論をしていただければというふうに感じております。
竹村和也 の他の発言
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(竹村和也君) 御質問ありがとうございます。
ちょっと細かいテーマで説明して、申し訳ありませんでした。
御指摘いただいたとおり、個別の労働者の保護と違って、労働組合…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(竹村和也君) 弁護士の竹村と申します。
本日は、貴重な機会をいただき、ありがとうございます。
弁護士なので法廷で尋問することには慣れているんですけど、こういった場…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(竹村和也君) はい、そのように考えております。
過半数労組がある場合か否かのところについてですけれども、過半数労組がある場合ですと、今回の手続においても意見聴取の主体…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(竹村和也君) ありがとうございます。
この点、非常に難しい問題でもありまして、ワーキンググループで、たしか第四回ぐらいに参考人で呼ばれていた実務家の先生は、実際どうい…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(竹村和也君) ありがとうございます。
これも先ほど申し上げたとおり、やはり基本的には情報提供が非常に重要になってくるんだと思います。証拠といいますか、労働債権に資する…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(竹村和也君) ありがとうございます。
これは本当に難しい問題だとは思うんですけれども、例えばガイドラインであったり下位法令である指針、指針といいますか規則等で努力義務…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(竹村和也君) ありがとうございます。
まず、連合さんについては、私は弁護士ですのでちょっと関知していないというのが率直なところでございます。
私個人の見解で言わせ…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(竹村和也君) 少し回答になっているか分からないんですが、組織再編においても、いわゆるデューデリジェンスというところで、その労働者についての価値みたいなものは評価していくこ…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=竹村和也
MCP: search_diet_speeches(speaker="竹村和也")