政策DBトップ
政策DB(SEISAKU DB)
井上聡 ·長島・大野・常松法律事務所/弁護士

参議院財政金融委員会(2024-05-30)での発言

第213回国会 ·第第15号号 ·629字
○参考人(井上聡君) 御質問ありがとうございます。  難しい御質問ですね。非常に金利の低い異常な金利状況がこれだけ長く続く中で、事業性を評価して融資をして融資業務からの利益を十分に上げていくということが極めて難しい状況下で、どこまで責められるのか、一金融機関を責められるのかという問題はございますので、一概に誰が悪いということではなかろうと思いますが、ただ、先生のおっしゃるように、金融機関の事業融資を見る目というのがなかなか事業に、彼らの事業に生かされないまま長くたってしまったというのは事実で、そのスキルというのも恐らく以前よりも下がっているというのもおっしゃるとおり。ですから、そこを何とかするということですが、国が、あるいは役所が事業性融資を強制するなんということは、やはり自由主義社会の下でうまくいかない。  ですので、今回、これがうまくいくかどうか、私には保証の限りではございませんが、先ほどから申し上げているように、これはインセンティブを与えて動かそうという仕組みだと思います。すなわち、労働者、取引相手を保護するというだけではなくて、担保権者にもウィン・ウィンのプラスが回るような手段になり得るのではないか。手を掛けた分だけリターンが来る、金利が取れる、あるいは破綻したときの痛手を少なく済ませられるというような仕組みになれば、これは、国が言うから、あるいは役所が言うからではない事業性融資の手段になり得るのではないかとは考えております。

井上聡 の他の発言

2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) これはなかなか一概に言えないだろうと。ただ、やっぱり、債務者自身が自分の企業価値を百だと思っているのに今企業価値担保を設定して貸している金融機関が八十しか貸し…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) ありがとうございます。  どういう制度になっていくのかちょっとよく分からないところがございますが、担保のルールを変えればいきなり事業性融資が進むというわけで…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) 御質問ありがとうございます。  非常に難しく根本的な御質問、むしろ御意見をいただいたように思いますが、三つございますので一つずつ申し上げます。  どんなと…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) 御質問ありがとうございます。  既に不動産を抵当に入れて抵当権を付けている会社がこの企業価値担保を利用するということについては、その不動産が仮に事業の継続に…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) いわゆる根抵当のような、抵当制度にも極度額といったものがあるわけですが、今回のその企業価値担保は、極度額を定めることも定めないこともできます。ですので、特定の…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) 御指摘、御質問ありがとうございます。  この信託の仕組みがビルトインされているというのは、この担保の非常に大きな特徴だと思います。  いい面は、二つ。 …
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) ありがとうございます。  そうですね、起きるんだろうと思います。現在の日本の担保制度はほとんどの場合、刻む担保とよく言われますけれども、債務者が持っている財…
2024-05-30 · 参議院財政金融委員会
○参考人(井上聡君) ありがとうございます。  通常の事業の範囲という言葉は、例えば集合動産譲渡担保において通常の営業の範囲というような表現が判例で確立しておりまして、普通に事業…

API / MCP 利用

国立国会図書館 国会会議録 API を構造化

REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=井上聡
MCP: search_diet_speeches(speaker="井上聡")