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岡野純子 ·国民民主党・無所属クラブ

衆議院経済産業委員会(2025-05-14)での発言

第217回国会 ·第第14号号 ·1,664字
○岡野委員 力強い御答弁をありがとうございました。  AZECの中でというところでありましたが、AZECの参加国の中でも、例えば中国、インド、ベトナム、再エネに向けて非常に活発なところもありますので、その中でどれだけリーダーシップを取っていけるのかというところに期待をしたいと思います。  時間が近いので最後の質問ですが、では、社会全体でコストを負担するために国民にどのように理解醸成を図っていくかという、これまでも何度も出ている議論であります。  先ほども田嶋先生から国民運動にしていくべきだというような話がありまして、そのとおりだなというふうに感じています。やはり、高いけれどもおいしい軟らかいお肉とか、目に見える価値には人はお金を払いますし、目に見えなくても、高いけれども無農薬の有機野菜とかだったら健康によさそうだと思って買いますが、高いけれども環境にいいというのがなかなか購買意欲にはつながらないのかなと。これは製鉄業の方とお話をしていて、製鉄が最も購買意欲につながらない分野だろうと現場の方もおっしゃっていて、高いけれども環境にいい鉄なんというのは見た目では全く分からないので、我々としてはアプローチするのが難しいんだという声も聞きました。  資料の二なんですけれども、ちょっと潰れてほとんど見えませんが、これは連合調べです。温室効果ガス効果があっても高ければとても買わない理由というのは、金銭的な余裕がないからというのが圧倒的に高いというグラフが左側。右側は、どれぐらい高くなるんだったら環境に寄与する商品を買いますかというので、一〇%以上高くてもいいよというのが左側で、一番多いのが、全ての項目で五〇%以上、支出は到底受け入れられないというのが圧倒的に多いということで、この表を見ておりますと、高いけれども環境にいいというものを買うマインドにはまだまだ日本の中ではなっていないのかなというところであります。  この間、行動経済学の本を読みまして、人は、消費行動には、今、ここ、私の三つで動くというふうに書いてありました。今すぐ利益があって、自分の近いところで、自分自身に利益があるものに消費行動。環境というのは、今ではなくて将来、ここではなくて遠いどこか、自分ではなくて遠くの誰かか死んだ後の子供や孫世代というところで、消費行動の真逆のところにアプローチをしていかなければならないのがこの環境というものだというふうにありました。  ちょっと一つ意外だったのが、資料三、また反対側のページに戻るんですけれども、私は、環境にいいものを買うというのは若者の中では浸透している感覚なのかなと思ったら、調べによりますと案外逆で、済みません、グラフが潰れて見えにくいんですが、この濃い色というのが環境、献身重視タイプ、環境のために高くても買いましょう、その下が実利、快適さ追求タイプ、自分に利益があるんだったらというところでありまして、若い人ほど環境のために損をしたくない、年配の人ほど環境のためにちょっと一肌脱ごうかという気持ちが強いというようなものが出ていました。我々の時代よりも環境教育も進んでいるのですっかり一般的に常識になっているかと思ったら、案外若い子の中で環境にいいから高くても買うという価値観にはまだまだなっていないんだなということが知ることができたわけです。  ですので、これは、消費者にとって、自分に利益があると思わせるか、あるいはほかの人に対して自分の印象、それも利益ですけれども、よく見せることができるとか、そういうところにアプローチが必要なんだなと思っておりまして、先日、ラベルレスのペットボトルの広告を見たときに、環境のことを一切書いていないんですよね。剥がす手間が省けます、捨てるときに便利ですしか書いていない。環境にいいとかごみが削減なんてことは一切触れていなくて、あなたへの利便性というところだけを書いていて、それもこれに類似する話なのかなというふうに感じました。ちょっと……

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