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原昌登 ·成蹊大学法学部教授

衆議院厚生労働委員会(2025-05-13)での発言

第217回国会 ·第第15号号 ·589字
○原参考人 ありがとうございます。  まず、ハラスメントをやってはいけないということに関しては、今回の労推法改正案の中で明確化が図られたということがありますから、これが実現すれば、ハラスメントをやってはいけないということがまさに社会全体の意識につながっていくということがあろうかと思います。  そういう意味で、禁止についてですけれども、例えば、罰則つきで禁止するといったことを考えますと、現在のハラスメントに関するアプローチは、民事、刑事の責任、それから事業主の防止措置義務、これを組み合わせる形でハラスメントがない職場づくりを目指して、完璧ではないかもしれませんが、成果が出てきている部分があるわけです。  そうなってきますと、新たに禁止規定を設ける場合には、そういった既存の民、刑事の責任ですとか、あるいは防止措置義務との関係、こういったものを法的に整理する必要がありますから、時間がかかりますし、また、時間をかけるべきことかと思うんですね。  ただ、そういった議論を中期的、長期的な観点で検討していくということは十分あり得るかと思いますけれども、まずはスピーディーに、例えばカスハラであれば、今回、カスハラ防止措置の義務化といったことを通して対策を打った上で、中期的、長期的な議論として検討していくということになるのではないかというふうに思います。  以上です。

原昌登 の他の発言

2025-05-13 · 衆議院厚生労働委員会
○原参考人 ありがとうございます。  まさにそういったときに、従業員が一人で悩むわけではなくて、まず事業主に相談をし、それを受けて事業主として責任を持って進めていくために防止措置…
2025-05-13 · 衆議院厚生労働委員会
○原参考人 ありがとうございます。  私は、仮処分のことに関して、法律の中に明記するということについては慎重に考えるべきというふうに思っておりまして。  つまり、これは現行法に…
2025-05-13 · 衆議院厚生労働委員会
○原参考人 ありがとうございます。  一番大きなものは、各事業主が責任を持って取り組むということかと思うんですね。それによって、全ての職場においてカスハラ対策が進む。  それか…
2025-05-13 · 衆議院厚生労働委員会
○原参考人 ありがとうございます。  カスハラに関する指針、具体化する上で非常に重要なものでありますけれども、私としましては、これまでのパワハラやセクハラに関する指針と大きく変わ…
2025-05-13 · 衆議院厚生労働委員会
○原参考人 ありがとうございます。  まず、各事業主において、カスハラは一人の問題ではなく会社側に相談していいんだということ、これをしっかり周知啓発するということ、これを前提とし…
2025-05-13 · 衆議院厚生労働委員会
○原参考人 ありがとうございます。  まず、今日もお話がありました介護業界におけるカスハラの問題、これに徹底した対応をしていくことによって、まずマイナスをできるだけゼロに近づける…
2025-05-13 · 衆議院厚生労働委員会
○原参考人 ありがとうございます。  明確なデータはないというふうに認識しておりまして、つまり、カスハラに当たる行為は従来からあったというふうに思うんですね。ただ、これがハラスメ…
2025-05-13 · 衆議院厚生労働委員会
○原参考人 ありがとうございます。  まず、特にカスタマーハラスメントに関する意識の問題なんですけれども、これまで歴史を振り返ってみますと、多分、セクハラならセクハラ、パワハラな…

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