○無藤参考人 日本の学校教育は、あくまで、小中は義務教育であり、高校はそれに準ずるものであるわけですが、当然、公教育として目指すところがあります。それは、日本人としてしっかり生きていくと同時に、これからの高度化する社会に応じて、それを自分なりにこなしていかなければならない。そういう意味で、学習内容はある意味で高度化していくものである。先ほど申し上げましたけれども、その高度化を単に羅列的に増やすのではなくて、いかに構造的にしていくか、これが問われるというのが第一。
もう一つは、その構造というのは与えられるものではなくて、子供自身が教師の手助けの下でつくり出していかなければならないので、そのために、主体的云々というような学び方や探求的な学びが求められます。同時に、委員が御指摘のように、ただ授業時間を減らすだけでは、その中の教え方、子供の学び方というものが、よりよく分かる、楽しい、そして今申し上げた構造化されるようなものになってこそ意味があるわけですので、単純に減らすというよりは、ある与えられた範囲をいかに生かすかということを是非考えていただきたい、これが一つ。
それからもう一つ、御指摘の、課外の時間、学校外の時間が増えれば子供にとって幸せで有益かというと、現実の中では例えば塾通いが増える等々の弊害もあり得るわけですので、十分課外のその地域でのお子さんの在り方も考えながら、適切に学校の時間というものをその中の指導の在り方とともに御検討いただきたいというふうに考えております。
以上です。
無藤隆 の他の発言
2025-06-13 · 衆議院文部科学委員会
○無藤参考人 御質問ありがとうございました。
幼児教育センターというものの働きでありますけれども、幼児教育センターというのは、主には都道府県設置、一部政令市等にもありますけれど…
2025-06-13 · 衆議院文部科学委員会
○無藤参考人 白梅学園大学の無藤でございます。
今日は、お呼びいただいて、ありがとうございます。
学校教育の課題というのは極めて多様だとは思いますけれども、私は幼児教育を専…
2025-06-13 · 衆議院文部科学委員会
○無藤参考人 無藤でございます。
日本の幼児教育の発祥というのは、先ほどの意見陳述で申し上げたように、明治の初めから、まずは幼稚園からスタートいたしました。その後、保育所、この…
2025-06-13 · 衆議院文部科学委員会
○無藤参考人 船田先生の御指摘のとおりだと私も考えておりますけれども、もちろん、保育所においても、優れた保育園というのは近年いろいろなところで増えてまいりまして、その独自の保育とい…
2025-06-13 · 衆議院文部科学委員会
○無藤参考人 今の御指摘のことは非常に重要だと私も考えております。
子供たち、生徒たちの参加を求めるというのが、おっしゃるように、校則などについて今広がりつつあるのは非常にいい…
2025-06-13 · 衆議院文部科学委員会
○無藤参考人 私の専門は幼児教育ですので、学習指導要領は小中高ですから、それほど詳しくはありませんけれども、簡単に申し上げると、今後ですけれども、学校週五日制の中で、学校の授業その…
2025-06-13 · 衆議院文部科学委員会
○無藤参考人 ありがとうございます。
学習指導要領として何を目指すかということについては、直接的には中央教育審議会の答申などにありますけれども、今回の学習指導要領、幼稚園教育要…
2025-06-13 · 衆議院文部科学委員会
○無藤参考人 私としては、幼児教育における現状で今のお話をしたいと思います。
幼児教育、幼稚園、保育所、認定こども園においても、この三年ほど、いわゆるコロナ明けですけれども、急…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=無藤隆
MCP: search_diet_speeches(speaker="無藤隆")