○黒岩信忠君 草津町は、先ほど申し上げましたように、六千人の人口であります。それで、なぜ四百万人を受入れできるかということでありますけれども、新しいホテルができますと、そっくりよそから知らない人が来るんです。しかしながら、残念なことに住所異動をしてこないんですね。住所を持ってこないんです。住所を持ってこないものですから、行政としては定住人口で基準財政需要額が出てきますので、そういう意味では行政はきついんです。ですから、何となく足りないのは分かっているんですけれども、それで、新しいホテルができますと新しい人が来ます。
しかし、今の若い人たちというのは、そこに永久就職しようという発想は全くないんですね。もう次の段階のところにまた行こうという発想の中で、この草津に来ている人たちのサイクルが非常に早く、出入りが激しい。だから、我々の人口としては六千人しかいないことの中では、実際、住んでいて仕事をしながらという人が約二千人ぐらいいるだろうというふうに思っております。
草津がちょっときついのは、お客様が来て楽しい、でも、働く人たちが、へんぴなところなものですから、オフのときに何をしていいか分からないという悩みがあって、つまり休みのときですね、そういうので、また来てもどこかへ行ってしまう。だから、非常に働く人たちがいっぱいいるんですけれども、長く続かずに、しかしまた来るということで、定住人口は少しずつ減っていますけれども、私は就労人口は増えていると判断しております。
それともう一つが、大きなホテルが物すごく人を雇ってやっていたんですけれども、人手不足という形の中で、入り込み客数の人員を絞っています、そのスタッフで間に合うような形の中で。
そうしますと、単価を上げてビジネスをする。そうすると、一番大きなホテルから更に今度は下に落ちる。それも同じような仕組みづくりをする。それが何段階も下に行って、今まで全くお客様に相手にされなかったような小さな宿までお客様が全部流れる。いわばシャンパンタワーの理論の中で物事がいっているということで。
人手不足は深刻だと判断していますけれども、派遣とか、もちろん外国の方々も働いていますし、そういう中で、しかしながら何となく草津温泉は回っているということで。きついのが、行政が定住人口で基準財政需要額が出てきますので、その辺はきついなという感じがしています。
以上です。
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