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山本健人 ·北九州市立大学法学部准教授

参議院憲法審査会(2025-06-04)での発言

第217回国会 ·第第5号号 ·821字
○参考人(山本健人君) ありがとうございます。  いただいた御質問、非常に重要なんですけれども、これだというところがなかなか明確にお答えしづらいところではあるんですけれど、そうですね、国民投票の場合、論点の設定が賛否を問うという形の問題になるかと思いますので、そういう意味では、ある種、偽情報が出回る危険性が高いのではないかという指摘はあるところになっております。  というのは、対立、二者間の対立をあおってナラティブ構造をつくり出すという形での偽情報の反映というのは、パターンとしてはやはりこれは非常に多いということになりますし、さらにアテンションエコノミーという話も途中ありましたけれども、そういった形での情報というのは今の流通に乗りやすいという、アルゴリズム的にはそれが乗りやすくなってくるという事情もあります。そういった意味で、国民投票の場合、それが起こりやすいのではないかという一般的な指摘があるというところが一つです。  もう一つは、日本においては国民投票がこれまで実施されていないというところで、この投票期間中に有権者の行動がどういうことになるのかというのは余り予測できないというところで、偽情報の対策等もどういう形のものが効果的になり得るのかというのがやや予測しづらいところがあるというふうに言われます。  国民投票における憲法改正が頻発されているアイルランドみたいな国ですと、そういったものに対する、国民投票に関する文化みたいなものが形成されていて、それによって健全な国民投票環境があるんだということが言われるわけですけれど、日本においてそれと同じようなものがあって、対策をそこまで踏み込んでやらなくても十分に成立するのか、あるいは対策しなければ問題が起こるのかということが現状では読めないというところで、その中でどういった対策を考えなきゃいけないのかというところが重要なポイントになるかと思います。  以上です。

山本健人 の他の発言

2025-06-04 · 参議院憲法審査会
○参考人(山本健人君) 失礼しました。はい。  そうですね、情報を追加する作用だとすれば、それへの支援というものは、検閲的なものへの関与ではなくて、政府の公的助成の文脈で理解され…
2025-06-04 · 参議院憲法審査会
○参考人(山本健人君) 本日は、参議院憲法審査会という貴重な場で意見を述べる機会を賜り、大変光栄に存じます。  私は憲法学を専門としており、本日の議題との関係では、デジタル立憲主…
2025-06-04 · 参議院憲法審査会
○参考人(山本健人君) 御質問いただき、ありがとうございます。  切り抜き動画への対応ということになりますが、恐らく名誉毀損として構成できるかというところが法的にはポイントになる…
2025-06-04 · 参議院憲法審査会
○参考人(山本健人君) 御質問いただき、ありがとうございます。  この点はおっしゃるとおりでして、政府機関とファクトチェック機関の連携というものは必要になってくるだろうというふう…
2025-06-04 · 参議院憲法審査会
○参考人(山本健人君) ありがとうございます。  ここのバランスをどう取るかというのは、まさに難しい問題ということになろうかと思います。  もちろん、偽情報やフェイクニュースの…
2025-06-04 · 参議院憲法審査会
○参考人(山本健人君) 御質問いただき、ありがとうございます。  この両者の差異というところはかなり重要なポイントだというふうに考えております。  私の見解としまして、まず一点…
2025-06-04 · 参議院憲法審査会
○参考人(山本健人君) ありがとうございます。  この点は対策の仕方によって位置付けが変わるかなというふうに考えておりまして、例えば、違法化した場合に刑事責任を問うということにな…
2025-06-04 · 参議院憲法審査会
○参考人(山本健人君) ありがとうございます。  これは非常に難しい問題かと思います。  というのは、このパーソナルデータといいましても、どこに焦点を当てるかによってはかなり違…

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