○参考人(植田和男君) 賃金、物価、個人消費の現状及び今後ですけれども、御指摘いただきましたように、昨年の秋以降、食料品価格の大幅な上昇を主因に消費者物価総合の上昇率が再び高まっております。このため、実質賃金の前年比もマイナスで推移しており、消費、国民生活に大きなマイナスの影響を与えていることは十分に認識しております。ただ、先を見ますと、食料品価格の水準まではなかなか難しいですが、前年比で見た物価上昇率に及ぼす影響は和らいでいくというふうに見ております。
また、本年の春季労使交渉の結果も踏まえると、名目賃金は高めの伸びが続くと見ております。ただし、更に先に行きますと、委員御指摘のように、冬のボーナスであったり、来年のまた春闘に対して、関税政策等の影響から来る経済の下押し圧力の動きが多少のマイナスの影響を及ぼす事態は考えられると思いますが、それも賃金の上昇率が少し低下するという程度の影響と見ておりますし、私ども、中心的な見通しでは、経済全体あるいは賃金の上昇率も、またその後上昇に転じるというふうに見ております。
そうした中、やはり念のため、通商政策等の今後の展開やその影響をめぐる不確実性には十分注視する必要がありますが、実質賃金に回復傾向がだんだん見られるようになり、個人消費は緩やかな増加基調を維持するというふうに見ております。
植田和男 の他の発言
2026-04-09 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) 財政支出に伴いまして、市場金利が上昇してクラウディングアウトが生じる可能性はあると思います。
ただ、現状では、短中期のゾーンを中心に実質金利ははっきりと…
2026-04-09 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) 我が国企業のROEでございますが、委員の御指摘のとおり、個別の企業間のばらつきは大きいんですが、全体として平均して見ますと、米欧の企業と比べて低い水準、低め…
2026-04-09 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) 片山大臣のお答えとほぼ同じでございますが、財政政策のROEへの影響については様々な可能性があって、一概には評価は難しいと思います。
ただ、一般論として申…
2026-03-30 · 衆議院予算委員会
○植田参考人 為替相場の動向も含めて、現下の様々な金融経済情勢を動かしている要因が、持続的にインフレ率を二%に安定的に誘導するという私どもの目標に照らしてどういうインプリケーション…
2026-03-30 · 衆議院予算委員会
○植田参考人 長期金利は、先行きの経済、物価情勢あるいは金融政策、財政政策に対する市場の見方などを反映して変動するものでございます。先行き二%の物価安定の目標が達成される確度が高ま…
2026-03-30 · 衆議院予算委員会
○植田参考人 お答えいたします。
私ども、金融政策は為替相場を直接コントロールすることを目的としたものではございません。しかし、当然のことながら、為替相場の動向は我が国の経済、…
2026-03-26 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) ちょっと具体的なイメージが取りあえず湧きませんので具体的になかなかお答えしにくいですけれども、現在でも国債以外にETFをある程度の金額保有しております。で、…
2026-03-26 · 参議院財政金融委員会
○参考人(植田和男君) 現在大量の国債を日本銀行が保有しておりますのは、しばらく前までインフレ率を引き上げるために、目標に近づけるために大規模な金融緩和という政策を行っておりまして…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=植田和男
MCP: search_diet_speeches(speaker="植田和男")