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大屋雄裕 ·慶應義塾大学法学部法律学科教授

参議院内閣委員会(2025-05-22)での発言

第217回国会 ·第第16号号 ·751字
○参考人(大屋雄裕君) お答えいたします。  村上参考人がおっしゃった安全と安心の違いということを前提として、二点ほど考えられようかと思います。  一つは、ある種のバイアスがやはり報道から生じるであろうと。つまり、システムというのは異常動作が起きたときだけ報道されますので、かつての体感治安の問題と同じでございます。  事件が起きると報道される、そのために、犯罪は周りで増えているというふうに思う方はそれなりに市民の中で多いわけですが、実は犯罪は統計としては減り続けているわけですよね。このような形で、やはり、詳しくない方ほど、技術的な実情というのを余り理解しないままに不安感が高じているというところは一つあるのだと思っております。  もう一つは、AIという言葉で何を想像しているのかというところにずれがあるだろうと思っております。  そもそも、AIという言葉を正確に定義するのは各種の行政文書が全て失敗しているのですが、例えば、古典的な例ですけれども、映画の「二〇〇一年宇宙の旅」ですか、あれに出てきたHAL9000みたいなものを考えると、あれがやはり人類に反逆するのではないかという不安感を持たれるわけですよね。その一方で、かなり多くの国民の方は日常的にスマートフォンを利用しておられ、そのときは指紋認証とか顔認証という、まさにAI技術で認証を掛けているわけですよね。  その日々日常に浸透して、日々我々が使っているものがAIであるということを我々はすっかり忘れる傾向がありまして、したがって、そういうものではない、自分が使ったことのない未知のものをAIと置いた上で、それは不安だと思っておられるのではないかということも我々は考えていかなければいけないと思っております。  以上です。

大屋雄裕 の他の発言

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○参考人(大屋雄裕君) お答えいたします。  AIというのは、特定の評価基準を前提としたときに、それをより効率的に実現する機械だというふうに言えようかと思います。したがって、あら…
2025-05-22 · 参議院内閣委員会
○参考人(大屋雄裕君) ありがとうございます。  おっしゃるとおりでありまして、特に機械学習型AIについては、それがどのような理由で一定の解を出してきたかということは極めて分かり…
2025-05-22 · 参議院内閣委員会
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